Go Forward

小山 佳織(KOYAMA KAORI)

 aoki

 
卒業年月
2013年3月(2期生)
所属
株式会社 エイチ・アイ・エス(千葉県)
出身地
日本 千葉県

1 現在の仕事

 私は今、株式会社エイチ・アイ・エスに勤めて5年目です。初めの配属はコールセンターで新宿の本社内にて働いておりましたが、2年目の冬に上野の一般店に異動になり、4年目の冬に現在の勤務店舗である千葉本店に異動しました。
 この春からはセールスチーフという、一般スタッフの上の立場として勤めております。営業職なのでそれぞれ個人成績目標があり、それを達成することにより班の目標、延いては支店の目標が達成できるようになっています。セールスチーフはスタッフが目標を達成するための改善点を一緒に考えたり、また、対お客様や手配上で問題があった際に所長の前に対応する役割も担っています。
 まだ自分の思うようにいかない部分も多いですが、元々人のサポートをしたり教えたりするのが好きなので、今この仕事にやりがいを持って働けています。さらに2年後には人事部に行き、既存スタッフと新卒スタッフの教育面や職場環境面でのサポートを全面的にしていきたいと考えております。

2 国際日本学部での学生生活

 私は英語と日本語どちらもたくさん学びたかったので、明治の国際日本学部を選びました。日本語の歴史等についても学ぶことが出来るのが非常に魅力的でした。また、私は日本語ゼミを選択したので、3、4年も自分の特に興味のあった分野を集中的に学べました。ゼミで私は、自分では方言と気付かなかった、北海道弁についての研究や、どのような言葉の使い方によって無意識もしくは意識的に私達が相手との距離感を調整しているか、などを学びました。それは現在の仕事においても役立っています。
 また、ウォルトディズニーワールドへのインターンシップ留学にも参加し、その際の出会いが今の仕事をするきっかけにもなりました。世界中から様々な人が集まるディズニーワールドという場所だからこそ、できたことがたくさんあります。私はホテルのフロントスタッフとして半年間働きましたが、差別を受けた経験もあります。ただ、必ず理解してくれる人はいて、世界中に友達ができました。中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語を同時に勉強したり、留学中にも旅行したりと、とにかく全てに夢中でした。
 もっとやっておきたかったこともたくさんありますが、かけがえのない4年間を国際日本学部で過ごせたと思います。

3 学部生へのメッセージ

 この記事を読んで下さっているのは何年生の方でしょうか。大学の4年間というのは、長いようにみえて、本当に本当にあっという間です。過ぎてみないと分からないですが、社会人になった時にこの大学生活で得られたと言えるものを、1つでもいいので持ってほしいと思います。その為には、1年に1つでも4年間で1つでも、大学生活でやりたいこと、達成したいことの目標を決めましょう。難しいことでなくても構いません。何でもいいので、これだけは叶える、というものを。自分の為に時間を自由に使えるのは非常に貴重なことです。どうか思い残すことのないように、しっかり勉強して、よく遊んで、たくさん旅行も行って、宝物になる4年間にしてほしいです。
 
(2017年10月掲載)