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鈴木 友里花 (SUZUKI YURIKA)

 aoki

 
卒業年月
2014年 3月(3期生)
所属
東京都立広尾高等学校(東京都)
出身地
日本 愛知県

1 現在の仕事

 現在私は、東京都立広尾高等学校で英語を教えています。国際日本学部と研究科で学んだこと全てが生かせる職業だと感じています。

2 国際日本学部での学生生活

 大学1年生では英語の4技能をネイティブの先生方を中心にみっちり勉強します。この1年間で自らの考えを世界に発信できるだけの英語力の基礎を養います。私は夏休みに大学の短期留学を利用し、ニューヨークで1か月ホームステイをしました。そしてこの夏、私の進路を大きく決定する経験がありました。私のホストマザーはクリスチャンであり、生まれてはじめて信仰というものに出会いました。そこで私は宗教や哲学について学ぶ美濃部仁先生のゼミに入ります。
 大学2年生では、フロリダにあるディズニーワールドで半年間インターンシップに参加しました。この6か月間で実践的な英語(特にリスニングとスピーキング)と異文化理解について学びました。私はAll Star Resortのお土産売り場とフードコートで働いていました。
 日本人は私一人で、アメリカ、インド、プエルトリコ、中国など各国から集まった大学生、マネージャー、現地のパートタイムなどのキャストと働いていました。はじめは英語が通じず悔しい思いを何度もしましたが、すぐに友達もでき、次第に英語を話す機会も増えました。休みの日はパークに遊びに行ったり、ハロウィンパーティーやクリスマスパーティーをしました。本当に楽しい日々であっという間の半年間でした。同僚やルームメイトは様々な異なるバックグラウンドや価値観を持っています。その中でキャストとして共に働くことで、違う考えを受容し、自分の考えを主張し、協働できる人間性を身に着けることができたと思います。
 大学3、4年生では、ゼミナールに入り自らの関心についての卒業論文を作成することで、主体性と探求心を養いました。
 学部を卒業した後、そのまま国際日本学研究科に入学しました。研究科には、すばらしい先生方や職員の方々、様々な支援制度、そして申請すれば24時間365日利用できる研究室など研究に打ち込む環境が整っています。私は大学院で大学1年生の時に抱いた疑問について修士論文という形で答えをだすことができました。

3 学部生へのメッセージ

 国際日本学部では、ユニークな先生方のもとで深く広く多様な領域を学ぶことができます。そしてキャンパスには留学生や様々な考えを持つ国日生や明大生がいます。日本にいながら、毎日が異文化間コミュニケーションとなることでしょう。そして、大学全体であなたの夢や進路の実現をサポートする体制が整っています。
  最後になりますが、国際日本学部にはあなたの個を輝かせる場所が必ずあります。是非この4年間であなたらしさを見つけてみて下さい。それでは、楽しいキャンパスライフを!
(2017年8月掲載)