国際日本学部

　国際日本学部は，今年４月、北京大学外国語学院日本言語文化学部との間で締結した出張講座に関する覚書に基づいて、５月３１日（月）、中国の最高学府として知られる北京大学において、初の出張講座『日本マンガ・アニメカルチャー先端講座』を開催いたしました。

　北京大学動漫研究サークルのパフォーマンスで会場が盛り上がった後，北京大学の李岩松副学長、程朝翔外国語学院院長、山田重夫日本大使館文化担当公使、蟹瀬国際日本学部長の挨拶により，第１回出張講座を開幕いたしました。

　講座では、子供たちに大人気となったアニメ「美少女戦士セーラームーン」の幾原邦彦監督をお招きし，アニメ制作の歴史や現状を様々な観点から講演いただいたほか，国際日本学部の藤本由香里准教授による監督紹介や森川嘉一郎准教授の日本のマンガ、アニメについての解説に，会場につめかけた５００人近い北京大学生や教員・大使館関係者の方々が熱心に耳を傾けていました。

　また、翌６月１日（火）には，北京大学の日本言語文化学部や動漫研究サークル学生と清華大学などの他校学生達が、幾原邦彦監督、藤本由香里准教授、森川嘉一郎准教授を囲んで、ゼミ形式の座談会を開催しました。