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開催期間:2011年07月07日明治大学
講演会の様子
David Swan 氏
質問の様子
国際実践科目1(担当教員:小林明)主催による講演会が7月7日(木)に和泉キャンパス・第1校舎で開催されました。使用言語は講演、質疑応答ともすべて英語で行われ、国際日本学部や他学部の学生、教職員などあわせて約60名が参加しました。
講師として日本法人Robert Walters Japan K.Kの代表取締役David Swan氏を迎え、「ソトから見た日本(ウチ) −海外企業の日本進出に伴う困難や工夫−」というテーマで講演して頂きました。同社は、世界20カ国の主要都市に43のオフィスを展開する国際企業として人材紹介・派遣を主な事業としており、日本法人は、設立11年目を迎えています。
講演では、高度な英語力と公認会計士などの資格を有するバイリンガル人材を外資系企業に紹介するヘッドハンティングの会社として多くの日本企業とかかわってきた経験から、労働者平均年齢の増加、終身雇用メンタリティの変化、進まないスペシャリスト養成など日本の労働市場の硬直性や遅い国際化対応などの弊害と優秀なジェネラリスト養成など日本企業の長所についても話がありました。
特に今から社会に出る学生に対し、企業の国際化に対応できるスペシャリストとして、またグローバル社会における競争力を高めるために英語力と高い専門性を身につけることが喫緊の課題であり、特に学生時代の海外留学については積極的に参加することが自分の国際化を助けると強調されました。
講演中の自由な発言が許されたことを受けて、10人ほどの学生がさまざまな疑問を投げかけ、講演者からその都度とても丁寧な解説や回答があり、大変活発な講演会でした。なお、当日授業などで参加できなかった学生のために学内ネットワークでの閲覧を可能にしています。 以下の公開サイトを利用して下さい。<http://izmwww.mind.meiji.ac.jp/kobayashiakira/kokusaijissenkamoku1/index.htm>
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