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国際日本学部

山脇ゼミが「やさしい日本語ワークショップ」を開催しました

2018年12月01日
明治大学 中野教務事務室

山脇ゼミでは今年度から、やさしい日本語で中野を盛り上げることをテーマに活動を行っています。2018年11月25日の国際日本学部10周年イベントの一環として、中野キャンパスで実施された「やさしい日本語ワークショップ」は、多文化共生社会をつくるうえでの「やさしい日本語」の意義やその使い方のコツを紹介することを目的に行いました。

ワークショップは各回30分間計4回行いました。ニュース記事を「やさしい日本語」に書き換えるテスト形式、飲食店や災害時の避難所で「やさしい日本語」を使って会話することを想定したロールプレイ形式の2種類のワークを2回ずつ実施しました。

また「やさしい日本語」の専門家として、「やさしい日本語ツーリズム研究会」の吉開章事務局長をお迎えし、「やさしい日本語でおもてなし」をテーマとした事業を展開する福岡県柳川市の実践例をご紹介いただきました。

当日は60名を超える方にご参加いただき、中野の住民や商店経営者の方をはじめ、日本語教師や地方公務員、高校生や明治大学OBOGなど、様々な年代・職種の方がいらっしゃいました。

ワークショップを通して、多くの方が「やさしい日本語」に興味をもっていることを実感し、今後の活動にますます意欲がわいてきました。

山脇ゼミでは、やさしい日本語ツーリズム研究会や中野の商店街などにご協力いただき、今後も「やさしい日本語」で地域活性化を促進する活動を行っていきます。年明けには「やさしい日本語ツアーin中野」の実施や「やさしい日本語マップ」の制作を計画していますので、ご注目ください。
                    (国際日本学部4年 島村幹人)