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国際日本学部

国際日本学実践科目Bでミニ動画“Christmas Bocchi !”を作成しました。

2018年12月25日
明治大学 中野教務事務室

Miracle Vell MagicさんMiracle Vell Magicさん

「国際日本学実践科目B」では、プロのアーティストらとの対話と協業を通し、日本の現代文化を「フォーマルのリテラシーを持つ、カジュアルな発信」というコンセプトで世界へと伝える実習を行っています。受講生は2つのプロジェクトを、チームを組んで手掛けていますが、「プロジェクトS」(スマホを用いた短編-Short-動画)では、自ら制作した動画の再生回数が1億回を超えた新進気鋭のアーティストであるMiracle Vell Magicさんと共に、学生が企画、出演、編集した1分間のミニ動画“Christmas Bocchi !”を制作しました。楽曲は、受講生が作曲したものに、Miracle Vell Magicさんが作詞した新曲です。明治大学国際日本学部を、世界志向の「アカデミック・カルチャー」の一大発信地とすべく、学生が気概を持って取り組んだ第一歩となる作品です。
(担当:原田悦志兼任講師)

監督コメント


Miracle Vell Magicコラボ短編動画の監督をさせていただいた国際日本学部三年の松川美雪です。私がこの制作に携わることになったきっかけについて、Miracle Vell Magicさんとの出会いを語らずには話せません。Vellさんを初めて見たとき、自分が幼い頃に憧れていた大人の像をそのまま写したような存在が突如現れて身体の中に電撃が走ったのをよく覚えています。直接お話をする機会もいただけましたが、温かい人柄や何より「世界にイタズラを仕掛けたい」とおっしゃる目がとても輝いていて、『少しでも彼女のように何かを成し遂げてみたい』と思ううちに気がついたら監督に立候補していました。
制作を終えてみて、あらためて授業内で何度もキーワードとして学習した“視座”の重要性を非常に痛感しています。同じものを見る場合でも立場を変えて違った場所から見れば全く違うように見える、というのが“視座”の概念なのですが、今回の動画制作にあたって随所にこの“視座”の工夫が見られるようになっています。ひとつ例を挙げるとすれば、動画の最初のコンセプトである『クリスマス』という概念は、普通ならカップルでデートをしたり両親にプレゼントを貰ったりというイメージが真っ先に湧きます。しかしそれをあえてクリスマスに相手がいない人、すなわち『クリぼっち』の“視座”から見るとどうなるだろう、というのが今回の企画の着想です。他にも様々な“視座”が動画に隠れているので、ぜひ探してみてください。
本企画は制作期間が非常に短く、また編集や撮影の技術もほとんどないというところからスタートした企画で、理想ばかりが先行して技術と噛み合わずもどかしい局面も多々ありました。そんな中でもこうして形にすることが出来たのは、頼りない監督についてきてくださったキャスト・スタッフの皆様ならびにクラスの皆様、的確なアドバイスで支えてくださった原田先生、そして何よりチームMiracle Vell Magicの皆様のご協力のおかげです。本当にありがとうございました。
(国際日本学部3年 松川美雪)
 

動画詳細

指導教員:原田悦志 (兼任講師)
コラボレーション・アーティスト:Miracle Vell Magic
*ホームページはこちら

「Christmas Bocchi !」
作詞: Vell
作曲: 福盛達郎 (国際日本学部2年)
歌: Miracle Vell Magic

監督兼撮影: 松川美雪 (国際日本学部3年)
助監督: 豊浦春佳 (国際日本学部2年)
助監督兼音楽担当: 福盛達郎 (国際日本学部2年)
美術進行: 樋口瑠菜 (国際日本学部3年)

出演: 松木穂高 (国際日本学部3年)
楊帆 (国際日本学部3年)
豊浦春佳 (助監督兼務・国際日本学部2年)
福盛達郎 (助監督、音楽担当兼務・国際日本学部2年)
    
特別協力: エイベックス・エンタテインメント / エイベックス・マネジメント
      西山宏明 田嶋香織 多田朝香
 

「Christmas Bocchi !」