国際日本学実践科目Bにて、学生が意識調査と分析を行いました。

2019年01月18日
明治大学 中野教務事務室

国際日本学部の授業、国際日本学実践科目B(2018年度秋学期)にて、学生が意識調査と分析を行いました。

★調査結果のPDFはこちらをご覧ください。 



担当講師コメント


私の講義では、「何かを発信するなら、まず、自分たちのことを知ろう」という方針で、受講生へのアンケート調査と、その解析を行っています。「国際日本学実践科目B」では、映像作品制作に先立って、学生に「テレビ」「ラジオ」「ウェブ」という3つのメディアに対する意識調査を行い、学部1年生が分析しました。今後、より多くの院生・学生が参加する調査を継続的に実施し、明大国際日本学部が日本のメディア研究の重要な拠点になればと考えています。
(担当:原田悦志兼任講師)
 

学生コメント

私は今回、この授業の履修者に対して、テレビやラジオといったメディアの利用状況についての調査を行いました。この調査をしようと思ったきっかけは、世間でスマートフォンの登場によってテレビやラジオ人口が低迷していると言われているなか、実際に私たち大学生がどのようにそれらを使用しているのかを知りたいと思ったからです。調査では、受講生にテレビ・ラジオ・ウェブメディアという3つのメディアの利用状況を聞き、その結果を日本全国規模のデータと比較しました。

調査を通してわかったことは、私たち大学生はやはりテレビやラジオといった比較的古いメディアから離れ、ほとんどウェブメディアに依存しているということです。例えば、週にどのくらい視聴するか(3〜7ページ)と聞いた項目ではウェブメディアはほぼクラス全員に毎日視聴されているのに対して、テレビを毎日見る人はクラスのちょうど半数、ラジオに関してはほとんど聞かれていないのが現状でした。この結果は全国平均のデータとほぼ整合するが、テレビの視聴回数に関しては全国のデータの値よりも低かったため、現在の大学生のテレビ離れは特に深刻なものとなっていると考えられます。

一方で、各調査結果から興味深いことがわかった。それは大学生の時間の使い方に関してです。1日に何時間そのメディアを使用しているか(15〜18ページ)を聞いた項目では、テレビやラジオが1日のあらゆる時間に視聴されているのに対し、ウェブメディアに関しては夜に視聴しているという回答が集まりました。また、そのメディアを視聴しない理由(23〜24ページ)を見ると、テレビでは「時間がない」、ラジオでは「リアルタイムで聞けない」といった回答がありました。以上の2点から、私たち大学生は時間のやりくりがなかなかできないため、比較的時間を取れる夜間に常時アクセスできるウェブメディアを使用していると推測できます。もしも、大学生をターゲットにコンテンツを提供しようとするならば、いつでもサービスを受けられるということが重要なのかもしれません。

今回の調査はゼミ形式の授業内で行ったものでしたので小規模の調査となりましたが、自分で実際に調査をすることによってより現状を深く分析でき、また上記のような発見もいくつかありました。今後もこのように自分で調査や分析を行うことで、新たな発見をしていきたいと思います。
(国際日本学部一年 白須弘起) 
 

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