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国際日本学部

国際日本学部山脇ゼミが東京都主催のダイバーシティ・プレゼンコンテストで最優秀賞を受賞しました

2021年10月14日
明治大学 国際日本学部

山脇ゼミのプレゼンの様子山脇ゼミのプレゼンの様子

山脇ゼミのプレゼン・チーム山脇ゼミのプレゼン・チーム

山脇ゼミの実行委員山脇ゼミの実行委員

山脇ゼミの集合写真山脇ゼミの集合写真

プレゼン・チームと山脇教授プレゼン・チームと山脇教授

2021年10月10日に、都内5大学のゼミが参加するダイバーシティ・プレゼンコンテスト「ダイバーシティ&インクルージョン—大学生が考える東京の未来」が東京国際フォーラムにて開催されました。明治大学国際日本学部の山脇ゼミ(多文化共生論)から3年生4名が出場し、最優秀賞を受賞しました。優秀賞は、中央大学の李里花ゼミが受賞しました。

出場したのは中央大学、東京女子大学、法政大学、明治大学、早稲田大学のゼミの5チームで、出場大学で組織したプレゼンコンテスト実行委員会が企画運営を担当しました。また、当日は山脇ゼミが会場スタッフを務めました。今年は、新型コロナウイルスの影響により、人数を減らした対面形式とZOOMを利用したオンライン形式を併用したハイブリッド開催となりました。

本コンテストの実施にあたって電通ダイバーシティラボのご協力をいただきました。9月に、オンラインでプレゼン中間報告会が行われ、全出場チームが電通ダイバーシティラボの方からプレゼン内容についてアドバイスをいただきました。

本プレゼンコンテストは、東京都主催の「ヒューマンライツフェスタ2021」の一環として実施されました。2015年以来、同フェスタの一環として、多文化共生をテーマに5回のコンテストが実施されました。昨年度は、コロナウイルスの影響でヒューマンライツフェスタが開催できない中、学生有志で開催したプレゼンコンテストにて「ダイバーシティ&インクルージョン」という、多文化共生からさらに拡大したテーマを採用し、今年度も同じテーマでプレゼンコンテストを開催いたしました。山脇ゼミは、初年度(2015年度)に最優秀賞を受賞した後、2017年から最優秀賞の受賞が続き、今年で5年連続となります。

審査員は、東京都総務局人権部長の吉村幸子さま、一般財団法人東京都つながり創生財団常務理事の田中延広さま、BBCグローバルニュースジャパン株式会社代表取締役マネージングダイレクターの相川浩太郎さまに務めていただきました。

出場チームとプレゼンテーマは以下の通りです。(出場順)

・明治大学 山脇啓造ゼミ
「Cxielarko(ちえるあるこ)~共に彩る、東京の未来~」
・東京女子大学 新居みどりゼミ
「TOKYO Woman’s Career Project ~女性視点から多文化共生への歩み~」
・早稲田大学 山西優二ゼミ
「外国人差別と意識改革」
・中央大学 李里花ゼミ
「東京都の留学生が抱える問題 ~インクルーシブ社会への架け橋~」
・法政大学 松尾知明ゼミ
「POSSO? ~私が、あなたが、できること~」

山脇ゼミのプレゼンでは、外国人住民が地域社会に居場所を見出し、日本社会の一員と感じられる社会の実現のため、「Cxielarko」(ちえるあるこ)というスペースを中野区につくるという提案を行いました。外国人と日本人がお祭りなどのイベントづくりで協働することで、共に日本社会をつくるという意識を創出することをめざして、このような提言を行いました。

以下、プレゼンチームと実行委員のコメントです(いずれも国際日本学部3年)。

〈出場者の感想〉
5連覇のプレッシャーに押し潰されそうになりながらも、最後までやり切ることができたのは、山脇先生や先輩方、同期、そして素晴らしいプレゼンメンバーがいたからです。連日の話し合いは大変なこともありましたが、終わってみると、私たちの描く未来実現を考え続けた時間は、とても幸せでした。こんなかけがえのない経験ができたのも、山脇ゼミに入ったからです。今後も多文化共生の実現に向けて頑張ります。支え続けてくださった皆様、本当にありがとうございました!(古賀朝子)

最優秀賞受賞、本当に嬉しく思います。これまで感謝しきれないほど、本当に沢山の方々に支えて頂きました。5連覇が懸かっているという重圧の中、最高のプレゼンに向けて数えきれないほどのミーティングを重ねてきました。挫けそうになる場面も多々ありましたが、励まし合って全力で完走できたのは間違いなくプレゼンメンバーのお陰です。来年は、先輩として全力で6連覇に向けて後輩を支えていきたいと思うので、熱意ある山脇ゼミ13期の入室をお待ちしております!(佐藤優香子)

5連覇というプレッシャーの中でしたが、先生や先輩方、同期の支えのおかげで何とかやり切ることができました。何度も白紙に戻り苦しんだことも、連日の深夜ミーティングも、今では良い思い出です。また、この機会に沢山のヒアリングを行い、改めて多文化共生分野について活動する大切さを実感しました。今回得た絆や知識を財産とし、今後も精力的に活動していきます!山脇ゼミに入ってよかったです!応援してくださった皆様、ありがとうございました!(土橋成実)

メンバーが決まってから約半年間、時には時間を忘れて早朝まで、何度も議論を重ねてきました。その結果、私たちの想いすべてが詰まったプレゼン内容と全力のパフォーマンスで最優秀賞をいただけたことを本当に嬉しく思います。あの緊張と感動は一生忘れられません。5連覇に向けて必死になって、自分たちのプレゼンをつくり上げる過程もまさしく、協働でした。メンバーはもちろん、先生や先輩方、実行委員や12期のみんな等支えてくれたすべての方々に感謝でいっぱいです。(松村有理惠)

〈実行委員の感想〉

今はまず、無事にコンテストを開催し、5大学の皆さんの発表を見届けることができたことにホッとしています。沢山の時間と労力を費やして作り上げてきて下さった皆さんのプレゼンには本当に心を揺さぶられました。私自身が運営としてこのコンテストに関われたこと、とても誇りに感じます。長期間開催に向けて一緒に準備してきてた実行委員のメンバー、東京都の担当者の方、協力して下さった全ての皆様に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。(実行委員長 大島沙也)

はじめに、大会を開催するにあたり、東京都をはじめとする様々な団体にご協力いただきました。この場を借りて感謝申し上げます。今年度はZOOMを利用しながら計画し、本番では対面形式も含めたプレゼンコンテストを開催することができ、非常に達成感がありました。5大学のプレゼンを見ることで、自分が詳しくない問題についての気づきもあり、非常に有意義な大会であったと感じます。(副委員長 日高悠希)

直前までどうなるかわかりませんでしたが、人数制限がありながらも会場にお客さんを入れて無事開催することができ、とても良かったです。また各大学の個性豊かなプレゼンを見れたことは自分にとっても多くの学びがありました。来年以降もこのような素敵な大会が続いていくことを願っています! (田中柚希)

今年度は対面とオンラインのハイブリッドで行う形となり、初の試みでイメージもつかみ辛かったので不安もありましたが、無事大会を終えることができて本当に良かったです。協力してくれた東京都をはじめとする多くの方々、本番で最高のプレゼンをしてくれた5大学の方々に深く感謝したいです。(盛永樹)
 
                                                                                                                (日高悠希)