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中2小田原学活

2021年08月03日

  • 中学
  • 教育・進路

 中2学年では6月22日に小田原地方での学年学級活動を行いました。小田原城では現地ガイドによる案内のもと北条氏の歴史を学び、行動班ごとの班別散策では小田原地方にまつわるクイズを解きながら、城下町の地理や史跡について詳しく知ることが出来ました。産業体験では二つのコースに分かれ、木工体験コースが小田原漆器を作成し、かまぼこ体験コースは鈴廣かまぼこの里で小田原名産のかまぼことちくわを作りました。
 感染症対策を行いながら日帰りでの実施にはなりましたが、生徒にとっては初めての校外学習ということもあり、充実した時間を過ごすことができました。生徒からは「小田原城はたくさんの敵から守る設備が残っていて、昔の人の工夫が詰まっていた」、「石垣や壁などの細かいところにも、戦になった時、攻め込まれた時に自分たちがどれだけ有利になるかが考えられていて、戦国武将は体だけでなく頭も使っていたと分かった」、「普段教科書や写真で学べること以上に、自分の目で見ることで学べたことが多かった」といった感想が上がりました。また、生徒たちは学校の外でクラスメートと行動を共にすることで、お互いの新たな一面に気が付いたり、協力して動くことの重要性を実感したりと、種々の「学び」を得る経験になったようです。しおりやルールの作成、当日の運営は生徒が委員会を組織し行事の成功に向けて尽力しました。これから中2学年は中学校全体の行事の実行委員会や班部活動の幹部となり、学校を支えていく存在として成長していく必要があります。今回経験した「学び」を今後の学校生活に活かし、個々がさらなる成長を遂げ、中学校全体の根幹となることを期待しています。
 

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