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第75回 明治大学付属明治中学校卒業式 挙行

2022年03月24日

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 3月19日、快晴に恵まれたなか、第75回明治大学付属明治中学校卒業式が挙行されました。今年度も例年に比べれば規模を縮小したものの、教職員・保護者に加えて、中学2年生のみですが久々に在校生も参加するなかで卒業式でした。本年度の卒業生168名を加えたことで、新制明治中学校第1回卒業生以来の卒業生総数は12,965名となりました。
 式辞のなかで安藏伸治校長は、コロナ禍のなかで生徒たちが過ごした2年間を振り返り、オンライン教育では教育現場の中でもっとも大切な「教員と学生・生徒、また生徒同士のコミュニケーションが決定的に欠損」し、「その欠損は教育機関としてとても大きな損失」であることを指摘しました。そのうえで、徹底した感染防止策により、一昨年の六月に対面の授業を再開してから、本校で大きな感染クラスターを発生することなく、無事に中3生徒が卒業をむかえられたことに対して、生徒一人一人のしっかりした行動によるものだと感謝を述べました。そのうえで、明治高校に進学する生徒に対して、大学や社会で「第一級の人物」として活躍するための卓越した能力を身につけ、三年後には素晴らしい明高「健兒」に育っていってほしいと激励しました。
 また、例年、壇上で直接頂いていた、柳谷孝明治大学理事長、大六野耕作明治大学学長、松浦毅PTA会長からの祝辞は書面にして参加者全員に配布される形で紹介されました。
 卒業生代表の柏幸陽さんは、中1での林間学校での思い出、そして中止になってしまった中2移動教室と中3修学旅行に代わるそれぞれの代替行事で得たものなどを述べながら、「様々な制約があり、失ったことも多いコロナ禍でしたが、この経験があるからこそ当たり前の日常が実はかけがえのないものだと」実感したと3年間を振り返りました。
 卒業生の多くは明治高校に進学し調布の学び舎での学校生活を続けます。明治中学校で培ったものを活かして、さらなる成長を期待しつつ、卒業生168名の門出を祝う一日となりました。

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