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第76回 明治大学付属明治中学校卒業式を挙行

2023年03月29日

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320日、第76回明治大学付属明治中学校卒業式が挙行されました。今年度は来賓の方々をお迎えし、全在校生の参加と吹奏楽班の演奏など、コロナ以前の形にほぼ戻した中で、卒業生の門出を祝うことができました。本年度の卒業生173名を加えたことで、新制明治中学校第1回卒業生以来の卒業生総数は13,138名となりました。
 式辞のなかで安藏伸治校長は、コロナ禍のなかでの3年間の中学生活を振り返り、中学1年生の6月に登校し始めて以来、29か月間、一度も学校を閉鎖することなく、対面にこだわった学校教育を実現できたのは、明治中学生の地道な努力による偉業だとして、生徒や保護者の方々に感謝しました。現代社会で起こっている様々な課題に対応していくためには、その国・地域の歴史・地理・外交・文化・言語などの多様な知識が求められ、また、最先端の科学を究めていくためには、生物・物理・化学・情報処理・倫理・学術モラルなど、多方面にわたる教養も必要になる。その意味で、中等教育で学ぶすべてのことは、生徒たちの将来に向けた大切な投資であり、知的探求を忘れずに、共に刺激しあい教えあいながら高校生活も送っていってほしいと述べました。
 続いて、柳谷孝明治大学理事長から式辞、渡邉友亮明治大学副学長、佐野宗昭PTA会長から祝辞をいただきました。
 卒業生代表の脇田珠花さんは、学年目標として掲げてきた「使う力」、「TEAM」、「実体験」をキーワードにして、最も印象に残った体育祭応援ダンスのエピソードや先生・後輩・保護者との関わりなどを紹介しながら、3年間の中学校生活を振り返りました。そして、明治中学校で培ってきた「使う力」を存分に発揮して、今以上の素晴らしい「TEAM」を創り、そこでの「実体験」を通してますます成長していくことを誓いました。
 卒業生のほとんどは明治高校に進学します。明治高校でも「質実剛健」、「独立自治」の精神をさらに深め、「第一級の人物」へと成長していってくれるでしょう。

式辞を述べる安藏校長

式辞を述べる柳谷理事長

祝辞を述べる渡邉副学長

卒業の言葉を述べる脇田さん

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