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高2 校長特別講義

2024年05月11日

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5月1日の高大連携講座では、高2の全クラスが鵜澤総明ホールに集まり、明治大学理工学部教授でもある井家上哲史校長による特別講義を受講しました。
井家上校長からは、冒頭で高大連携講座の意義についての話があり、明治高校を卒業してからの自身の経歴および理工学部電気電子生命学科に進学した本校卒業生の活躍などを紹介しました。続いて、理工学部の学生に行うゼミ紹介の資料を用いながら、井家上研究室の研究の概要やゼミ生の卒業後の進路などを説明しました。
特に、これまで研究室で行われてきた海中無線の実証実験や災害時の代替無線回線の実証実験などの大規模な研究プロジェクトについて、実験風景の写真やデータなども示しながら詳しく説明しました。内容的にはかなり専門的で高度なものでしたが、生徒たちが科学的な思考や実験による検証の重要性について考えるきっかけになるものでした。
最後に生徒からの質問にも応じ、数学が苦手で理系進学を悩んでいるという生徒に対して、「数学も大切だが、興味関心を持ち情熱を持って取り組むことができるのであれば、チャンレンジしてほしい。理系でも、理論研究のように高度な数学が必須の分野もあれば、そうでない分野もあるので調べてみてください」と励ましました。
生徒たちは、「校長先生の経歴を聞きながら、人との出会いの大切さに気が付いた」、「大学の授業では中高で学んだ知識を総動員するので、すべての科目を大切にしたい」、「実験の理論値と実験値の乖離に関心を持った」など、様々な感想が寄せられました。

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