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ニューヨーク研修体験記

2024年05月14日

  • 中学
  • 教育・進路
 3月24日から4月5日にかけて、昨年度のスピーチコンテストで入賞した生徒のうち中3生徒(出発当時)7名がニューヨーク(アメリカ)での2週間の海外研修に参加しました。スピーチコンテスト入賞者には 本校創立100周年記念事業の一つとして設立された「鵜澤総明教育振興・奨学金プログラム」より奨学金が付与されています。今回は研修に参加した宮本さん(現高1)にその体験を聞きました。

 約2週間のニューヨーク研修でしたが、私が通った語学学校には世界中から英語を学びに、中学生から大学生まで幅広い年代の学生が集まっていました。私のクラスメイトは、ドイツ・韓国・サウジアラビアから来ていました。初日にテストを受け、その結果でクラス分けをして、自分のレベルに合ったクラスで授業を受けることができました。1クラス15~20人程度で課題に対して、それぞれ英語で発表をしたり、ペアを組んでお互いの意見を交換しました。何とか英語で発言をして、コミュニケーションを取っていかないといけないので、辞書を使って調べたり、文法的には正しくない英語でもとにかく発言をしたりして乗り越えました。
 私は普段から自分から質問をすることをためらってしまうのですが、授業では自分の意見や考えを発言する機会が多く、自然と積極的に参加することができました。最初は緊張することもありましたが、英語で冗談を言い、皆で笑いあったりすることで打ち解けていきました。また、先生がとてもフレンドリーで優しく、授業でのアクティビティを通して周りの留学生とも交流を深めることができました。
 宿泊は学生寮で三人一部屋でした。私のルームメイトは日本人とフランス人でとても仲良くなりました。朝と晩は食堂でご飯を食べ、昼食は語学学校でクラスメイトと食べました。午前中で授業が終わる日は友人と学校の近くで買い物をしたり、学校内にある体育館でバスケットボールなどをしました。
 語学学校では毎日イベントがあり、ゲーム大会、ダンスパーティー、ニューヨークの夜景観光、週末にはアウトレットツアーやブロードウェイでのミュージカル観劇などに参加しました。楽しい体験をできたのはもちろんですが、他の国から来た留学生の友人たちと関われる貴重な機会となりました。
 2週間と短い期間でしたが、とても充実していて、英語を通してまったく違う国・文化・言語の人たちとコミュニケーションをとることができました。今後も、自分にはない価値観を持つ人々と話して、もっと新しい世界を知りたいと感じました。そして、そのために英語の学習に励んでいきたいと思います。
 

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