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卒業生インタビュー:シンガポールで建築を学んだ先輩に聞く!
2024年05月23日
- 卒業生
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九里大智さんは明治中学・高校を経て、明治大学理工学部建築学科に入学し、その後明治大学大学院理工学研究科建築・都市学専攻国際建築都市デザイン系(I-AUD)に進学しました。大学院在籍中に、シンガポール国立大学 設計・環境学部に留学し、その経験がMeiji Nowにも取り上げられていました。
【シンガポール留学体験をまとめた記事はこちら】
シンガポール国立大学で建築を学ぶ!能力を底上げし多様な価値観に触れ、世界を目指す(九里大智さん) | Meiji NOW
そんな九里さんに明治高校・中学校での思い出や建築を志したきっかけなども伺いました。
——現在、九里さんが所属する明治大学大学院理工学研究科建築・都市学専攻国際建築都市デザイン系(I-AUD)について教えてください。
私の所属する国際建築都市デザイン系(I-AUD)は中野キャンパスにあり、授業の言語がすべて英語で行われるなど、生田キャンパスの建築学系とは異なる授業形態となっています。学生の半数も留学生という日本の大学の中でも特に海外に特化したプログラムになっていて、国内にいながらグローバルな感覚を養えます。1年間休学してシンガポールに留学しましたが、ここでの学びが現地でもとても役に立ちました。
——明治高校・中学校の学校生活を振り返って、印象に残っている思い出は何ですか。
一番の思い出と言えば、文化祭(紫紺祭)のためにバンドとダンスを部活動の合間に練習し、2年連続文化祭を思う存分楽しめたことです。またサッカー部以外にもESS部に短期間所属したり、学級委員長(ホームルーム委員)や文化祭露店部長を務めたりするなど、様々なことに対して主体性をもって積極的に取り組むことができました。
——在校中に現在の進路(建築)につながるような出来事や想い出があれば教えてください。
高校2年次に中村拓志さんの『恋する建築』を学校の図書館で偶然見つけて読んだことがきっかけです。建築意匠設計のプロセスの複雑さや建築を成り立たせるための小さなディテールの創意工夫、そして何より中村さんの何か新しいことを技術とアイデアを駆使して実現させようとする様を目の当たりにし、設計職の奥深さや面白さを学びました。
——在校中の学びや経験で、現在の九里さんの役になっていると実感できることがありますか。
主体性をもって様々なことにチャレンジしたことです。高校1年次にバンド活動を行いたく、一人ひとり友人に声をかけてバンドを結成し、部活動以外にも積極的に活動を行っていたことです。大学受験がなかった分、自分の好きなことに向き合う時間が他校よりも長かった体験が、大学入学後も、学校の授業プラスアルファでやりたいことに積極的に行動に移せる今の自分につながっているように思います。
——ありがとうございました。