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歴史研究部 明治大学三浦ゼミとの研究交流会を実施

2024年12月27日

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  • 班・部活動

 12月22日、歴史研究部は明治大学和泉キャンパスで、明治大学文学部史学地理学科日本史学専攻 「文献講読B(日本史)」(三浦ゼミ)の2年生と研究交流会を実施しました。このような高大連携が実施できた背景には、歴史研究部OBで、明治大学文学部助教の三浦直人さんのご尽力がありました。
 まずは4グループに分かれ、三浦ゼミ側の研究報告と質疑、歴史研究部側の研究報告と質疑を行いました。三浦ゼミ側からは、「切捨御免と生類憐れみの令の矛盾」、「歴史と一般社会との相互関係について」、歴史作品の受容におけるジェンダーの問題を扱った報告、「災害の経験を語り継ぐ—過去を語ること・歴史学の役割—」の4報告が、歴史研究部側からは、「藤岡屋日記からみる19世紀前半の「所帯」」、「成立から7世紀後半における日本・朝鮮三国の国家形成モデル」、「第四次川中島の戦いを資料と新説から考察する」、「「楽の藩校」から見る楽教育受容」の4報告が行われました。部員たちは、大学生の報告のレベルの高さや質問の鋭さに驚くと同時に、大学生から大学生活の話などを詳しく聞くことができました。
 その後、杉並区立郷土博物館と松ノ木遺跡復原住居を見学しました。部員たちは、てんびんぼうで肥桶を担ぐ体験、囲炉裏で竹の筒を使って火種を吹く体験など、昔の生活を実感しました。
 部員たちは大学生から刺激を受け、充実した時間を過ごすことができ、実り多き研究交流会となりました。

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