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東日本大震災被災地支援事業を終えて

2024年01月16日

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『石巻日日新聞』2024年1月13日土曜日2面

 1月6日から8日にかけて、第9回東日本大震災被災地支援事業を実施しました。2021年から2023年にかけてコロナ禍の影響で中断をしていたので4年ぶりの実施となり、その様子は石巻日日新聞にも取り上げていただきました。そして、2013年より始まった支援事業ですが、今回が最後の実施となりました。これまでこの事業に携わりご支援をいただいたすべての皆さまにこの場を借りて厚く御礼を申し上げます。
 今回の支援事業に参加した小野友哉さん(高3)にその様子を報告してもらいました。
 
【小野さんの報告】
 本年度は35名の生徒が東日本大震災復興支援事業に参加し、2泊3日で宮城県石巻市、女川町を訪れました。石巻市では震災遺構である門脇小学校と大川小学校など被災現場の見学し、また、女川町では第13回石巻日日新聞社杯・第9回明治大学付属明治高等学校プレミアカップサッカー大会の運営や地域の方々との交流活動を行いました。
 震災遺構では語り部の方々に当時の状況等を説明してもらい、ここで何があったのかを想像しながら見学をさせていただきました。また、サッカー大会の運営や地域の方々との交流を通し、生徒一人ひとりが被災地で起きたことを現実として受け止め、多くの人の想いを感じ取っていたように思います。
これまで写真や映像でしか見たことのないものを実際に目にし、普段できない経験をすることができました。ここで起きたことを真摯に受け止め、学び、私たちの大切な人たちに伝えていかなければならないと強く感じました。

石巻震災遺構門脇小学校を見学

災害公営住宅集会所での交流会

『石巻日日新聞』2024年1月8日月曜日5面

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