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　3月8日、歴史研究部は「八王子市の歴史的に価値ある公文書を保存している旧稲荷山小学校」を訪問しました。まず、八王子市総務部公文書管理課の歴史的文書管理専門員の方から、「「公文書」について」と「八王子市の「歴史的に価値ある公文書」について」という説明をして頂きました。八王子市では、保存期間を満了し、将来にわたり保存する必要があると判断した公文書、および市合併以前の旧町村役場の公文書を歴史的に価値ある公文書として一般に公開していることが分かりました。次に、歴史的公文書がどのように保存されているのかを見学させて頂き、資料保存の大変さと様々な工夫が分かりました。そして、利用申出のやり方を説明して頂き、実際に資料を手に取ったり、資料を読んだりしました。部員は、食い入るように資料を読んでいました。

　歴史は資料がないと研究することができません。その資料は、保存しようとする人々がいたからこそ、現在にまで残っています。見学では、資料保存の大切さを感じることができました。大変貴重な体験をさせて頂き、実り多き見学となりました。