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明治大学黒川農場農業実習の実施

2026年10月09日

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  • 教育・進路

 10 月 1 日(木・都民の日)、中学生 20 名が参加し、明治大学黒川農場で農業実習を行いました。今回の実習は、明治大学農学部・黒川農場のご協力のもと、主に川岸康司特任教授にご指導いただきました。
 はじめに、川岸先生からサツマイモについての講義を受けた後、広大な農場を見学しました。展示温室や有機栽培農園のほか、苗の生産を効率化する「苗テラス」、水耕栽培によるサラダホウレンソウの植物工場などを巡り、農業を支えるさまざまな技術や工夫について学びました。
 後半はいよいよ収穫体験です。川岸先生に齋藤義弘客員教授も加わっていただき、お二人の指導のもと、サツマイモを自分たちの手で掘り起こしました。「収穫できなかったものが残ると雑草の原因になるので、すべて取り尽くすこと!」という指令を受け、生徒たちはそれぞれの持ち場で土を掘り返しながら、最後まで全力で収穫しました。
 さらに、使用したバケツを洗う際にも、「土を少しも残さないように」とやり直しの指示が入ります。なぜここまで丁寧に洗う必要があるのか。実は、「少しでも土が残っていると、それが病気を広げる原因になり得るため、農家の方々も実際に道具を丹念に洗っている。そのことを知ってほしかったから」と川岸先生から種明かしがありました。農業では、収穫そのものだけでなく、こうした一つひとつの地道な作業も大切であることを体験を通して学びました。
 みんなで収穫したサツマイモと、事前に収穫していただいていたジャガイモは、お土産として持ち帰ることに。さらに、ちょうどナガナスも収穫時期を迎えているということで、追加で収穫させていただき、帰りには持ち帰るのが大変なほどたくさんの野菜を抱える生徒の姿も見られました。
 普段何気なく口にしている野菜がどのように育てられ、安定した生産のためにどのような技術や工夫、苦労が重ねられているのかを、講義だけでなく実際に「見て、触れて、収穫する」ことで実感する機会となりました。
 参加した生徒からは、「水耕栽培の仕組みが面白かった」「農業がこんなに細かいことまで気を使って行われていると思わなかった」「行かないとわからないことをたくさん知ることができた」といった感想が寄せられました。また、「収穫体験があることで、その前の講義にもより興味を持って参加できた」という声もありました。
 今回体験した内容は、明治大学農学部の学生が行う実習とほぼ同じ内容とのことです。大学付属校という環境を生かし、中学生の段階から大学の専門的な学びに触れる貴重な一日となりました。
 明治大学農学部・黒川農場の皆様、川岸先生、齋藤先生、貴重な機会をありがとうございました。

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