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明治大学体育会ラグビー部は12月3日、国立競技場で行われた関東大学ラグビー対抗戦Aグループの早稲田大学戦に勝利しました。

明治大学は前半5分に松下潤一郎選手（法学部4年）のトライで先制すると、23分に再び松下選手、31分に安田昂平選手（商学部3年）、39分には為房慶次朗選手（文学部4年）がトライを決め、27-3のスコアで折り返します。

後半に入り、6分に伊藤耕太郎選手（商学部4年）、20分に池戸将太郎選手（政治経済学部4年）、32分には安田選手がトライを決め、リードを広げます。後半途中、早稲田大学の猛攻を受けましたが、41分に登根大斗選手（法学部3年）、45分に海老澤琥珀選手（情報コミュニケーション学部1年）がトライを決め、58-38で100周年の明早戦を勝利で飾りました。

この試合で最も活躍した選手に贈られるプレーヤーオブザマッチに選ばれた松下選手は、試合後のインタビューで「試合に勝つことができてうれしい。大学選手権に向けてレベルアップしていきたい」と笑顔を見せました。

神鳥裕之監督は、後半に点差を詰められたことを振り返り、「ゲームの序盤と終盤で違う景色になったが、選手たちには試合前から『必ず苦しい時間帯はある』と伝えて準備をしてきたので、最後にトライを取って勝ち切れたことは、今後につながった。次からは負けたら終わりの厳しい試合になるので、さらに成長していきたい」と大学選手権への意気込みを語りました。

ゲームキャプテンを務めた副将の山本嶺二郎選手（法学部4年）は、「100周年の節目にプレーできたことを誇りに思う。大学選手権に向けて修正点を確認し、優勝できるように臨みたい」と、力強く語りました。

明治大学は対抗戦を2位で終え、第60回全国大学ラグビーフットボール選手権大会に出場します。初戦は、12月23日（土）に秩父宮ラグビー場で行われます。ラグビー部に、熱い応援をお願いいたします。