明治大学学生相談室では、2025年11月20日に「ランチタイム・セミナー ダークパターンってなんだろう？私たちはどこまで誘導されているのか」を開催し、1名の学生が参加しました。
後藤 晶先生（情報コミュニケーション学部教員相談員）が、まず参加者に実験をしてもらいました。実験のためのサイトをスマホから見てもらい、わざとひっかかりやすく設計されているサイトを体験してもらいました。
インターネット上で、サブスクの解約方法がわかりづらくなっていたり、ホテル予約画面で「残り1室」など急かすような表示になっているなど、見た目はよくみるデザインのページでも、よくよく見ると消費者に不利益になるように設計されているものをダークパターンと呼ぶことが説明されました。
後藤先生のお知り合いが、ダークパターンに引っかかったという話や、参加者が最近ダークパターンに引っかかった話も出て、ダークパターンについて会話できる場面もありました。
また、AIとダークパターンについて、後藤先生が実験した結果も参加者に見てもらい、社会科学分野での「実験」に触れることもできた時間でした。
参加者からは以下のような感想がありました。
「ダークパターンについて、今まであまり知らなかったので知ることができてよかった。実際に実験したデータも見せてもらえたのは貴重だと感じた。」
学生相談室では、心身の健康増進のための行事や、学部間で交流できる行事などを今後も開催していく予定ですので、奮ってご参加ください。
