情報コミュニケーション研究科

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真の「学際」研究をシミュレーション

具体的な課題に対して、情報コミュニケーション研究科が用意する3つのテーマ・カテゴリーからどのような科目を選び、どのように多面的なアプローチを行いながら、「学際」研究を実践していくのかシミュレーションしてみましょう。

事例1

「人工知能」
最近ディープラーニングをはじめとした技術革新により、人工知能の性能が格段にあがってきました。このまま発展を続けると、2045年には人工知能が人間の知能を大きく凌駕し、人間の仕事はほとんどすべて人工知能に置き換わる「シンギュラリティ」の時代が到来するとまで言われています。「シンギュラリティ」は誇張した見方かもしれませんが、少なくとも人工知能と人間が共存する社会について考えはじめねばならない時期が来ているのは確かでしょう。
本研究科では、「情報科学」によって人工知能技術の基本をおさえ、「メディア技術と社会」でそうした技術による社会変化を扱います。また、「情報法」では人工知能が暴走したときの法的問題を、「科学史・科学哲学」では科学技術の進歩と人間社会の関係を歴史的な時間軸で俯瞰します。さらに、「認知情報論」では人工知能と人間の思考の相違点を明確にし、「生命論」では機械に生命が宿るという可能性を探る手がかりを学びます。「人類学と意識科学」では脳の仕組みと人間の営みを通して機械的人間観の問題を探ります。
まさに人工知能の諸問題を射程においた学際的な視点を築くカリキュラムが備わっています。

事例2

「ダイバーシティとともに働く」
安全な生活やよりよい機会を求め、人間はかつてないほど大規模に国境を越えて移動するようになりました。日本も例外ではなく、仕事や教育のために国外に行く者や、逆に仕事や留学で日本に来る者も増えています。
また日本では少子高齢化による労働人口の減少により外国人や女性、高齢者の活躍が期待され、私たちが働く場はかつでないほどダイバーシティに富んだものになろうとしています。
本研究科では、こうした「ダイバーシティとともに働く」ことにまつわる諸問題に取り組むために適した授業が用意されています。「人権と法」では移民政策などの法律的な背景を学ぶことができます。「組織コミュニケーション論」では、組織における対人コミュニケーション、リーダーシップや動機付けなどの組織行動論といった組織における基礎的な概念を、「ジェンダー論」では、ジェンダーがいかに私たちの文化・社会の中で構築されていくのかを理解します。「家族社会学」では、女性の移民や労働、またそれに伴う家族への影響について学ぶことができます。そして「異文化間コミュニケーション」では、異なる文化的背景を持つ者同士が接触・協働する場面に起こりうる諸問題を扱います。
このように、学際的な切り口で研究課題に取り組むことができるのが情報コミュニケーション研究科の特徴です。

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