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ヤマグチ イクシ YAMAGUCHI Ikushi
職格 教授
学位 博士(学術)
最終学歴 国際基督教大学大学院
研究業績等 教員データベース
E-mail ikuy■meiji.ac.jp(■を@に置き換えてください)
専攻分野(研究分野) コミュニケーション学(組織コミュニケーション)、組織行動学
大学院研究指導担当 博士前期  ○    博士後期  ○

研究テーマ

組織コミュニケーションと組織行動学の関係

キーワード

組織コミュニケーション、組織行動(リーダーシップ、モチベーション、チーム・マネジメント、組織コミットメント、組織公正など)

主な大学院担当科目

組織コミュニケーション論

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受験生・学生へのメッセージ

【私の専門分野・研究分野】
 私の専門は、組織コミュニケーションと組織行動学(ミクロ組織論ともいう)です。組織行動学とは、組織のメンバーの組織行動や態度の研究ですが、私はこれまでリーダーシップ、モチベーション、コミットメント、コンフリクト・マネジメント、職務満足(ES)・離職意図、チーム・マネジメン、組織公正理論の研究や著書が多いです。そして、組織コミュニケーションは、組織メンバー間のコミュニケーションであり、人間関係のコミュニケーション(信頼[trust]など)や組織の中の情報交換の適切性の研究であるコミュニケ—ション・オーディット研究を中心に研究してきました。組織コミュニケーションと組織行動学の関係が私の研究テーマとなります。

【必要な外国語の能力】
適切な研究課題を設定するために「読む」ことは重要です。何を読むのか。それは、専門ジャーナルや専門書です。私の分野の組織コミュニケーション学や組織行動学は、世界中で研究がされているわけですので、日本の研究者以外の研究で、重要な知見を提示している論文の多くは、英語を母国語とする研究者でなくとも英語で発表されています。ですので、日本語の論文や日本語に翻訳された専門書はもとより、英語で論文を読む英語力は必須です。

【大学院進学に向けて準備すること】
「読む」ことなしに、先人の知見に出くわすことは極めて難しいことです。ですので、日本語の能力でも英語の能力でも、ともに同じくらいの「読む」力をつけてきてほしいと思います。
また、科学的な研究方法に則って調査をする必要があります。これに関しては、大学院に入学後でよいですので、社会調査法とデータ分析の授業を履修するなど、早い段階で学習を始めてください。大学院生にとって、必須のスキルとも言えます。

主な著書・論文

An exploratory study on “urban-ecological adaptation,” gender equality and work–life balance in Japanese companies. In U. D. Joshi & B. Caroline (Eds.), Urban Spaces and Gender in Asia (pp. 49-64). Switzerland: Springer, 2020.
Mediating effects of upward communications on the relationship between team autonomy and burnout: A study of employees at care facilities in Japan. International Journal of Business Communication, 2019. DOI: 10.1177/2329488419829811.
「高齢者介護施設におけるケアの質の認識と職員間の情報共有との因果関係」『日本コミュニケーション研究』40(2), pp. 131-151, 2018
「コミュニケーション:質の高い医療実践のためのコミュニケーション」永井良三監修・自治医科大学総合教育編『医と知の航海』pp.141-166, 西村書店、2016
「リーダーシップ:スタイル、倫理性、育成」『ビジネス心理:マネジメント心理編』山口生史・匠英一監修, pp. 232-251, 中央経済社社、2013
『成果主義を活かす自己管理型チーム』山口生史編著、生産性出版、2005

明治大学大学院