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英語ディベート大会全国2位!

2021年09月29日

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 高校3年生の林さん、山口さん、髙橋さんの3人が6月に実施された第2回高校生英語パーラメンタリーディベート連盟新芽杯で全国第2位となりました。この大会は、一般社団法人日本高校生パーラメンタリーディベート連盟が主催し、大会出場経験が少ない高校生たちに対外試合の機会を与えるという趣旨のものです。3人に大会参加のきっかけや当時の様子などを話してもらいました。
 
・どのようなきっかけでこの大会に参加したのですか。
林さん
 英会話の時間に塩原先生から大会の話を聞き興味を持ちました。仲のよかった山口くんに最初に声をかけました。3人がチームの条件だったため、残りの1人を募集したところ高橋さんが参加してくれました。
 
山口さん
 大会を紹介されたときは、正直、あまり興味がありませんでした。しかし、林くんに誘われて「まぁ、試しにやってみるか、面白そうだし」と割と軽い気持ちで参加を決めました。振り返ってみると、自分の英語のスピーキング力や思考力、表現力を測る良い機会になったと思います。

髙橋さん
 英語のディベート大会に出場する機会を自ら見つけるのは難しいので、この機会に参加しようと思いました。
 
 
・大会に向けてどのような準備をしましたか。
髙橋さん
 毎週月曜日に、先生方や教育実習生の先生方に協力いただき、実戦形式の練習をしました。練習を通して、第1~3ディベーターまで全員がすべての役割を練習し、こなせるようになりました。また、毎日お昼休みにも集まって、出そうなトピックを予想したり、テキストに載っているトピックで意見を出し合ったり、誰かの意見に反論を繰り返したりしていました。
 
山口さん
 月曜日の実践練習では、始めはブレインストーミングだけで精一杯でしたが、慣れていくうちにアイデアを出しながら同時に自分たちの意見をまとめることが出来るようになりました。
 
林さん
 確かに、実戦練習だけでは不十分だと危機感を抱き、昼休みにも練習をするようになりました。とは言っても、片手で数えられるくらいの回数しか練習できなかった気がします(笑)。
 
・大会当日の様子を教えてください。
髙橋さん
 コロナ禍によるオンライン開催でしたが、当日は、メンバー全員で貸し会議室に集合し一緒に参加しました。集まったことで当日の連携はスムーズでした。日本語を含めたディベート経験もなく、練習期間も短かったので自信はありませんでした。それぞれのディベートのテーマは、高校生への誕生日プレゼントとして現金を渡すこと、スマホのメッセージで告白すること、やせ過ぎたモデルのメディアへの露出を禁止することでしたが、1回戦に勝利したことで自信が出てきて、2回戦、3回戦と落ち着いて臨めたと思います。3回戦が始まるときには、ここまで来たら全勝したいという気持ちが強く、チーム全員が最も集中していました。
 
山口さん
 大会はオンラインでの開催で、ただでさえ英語ディベート初心者の僕たちにはかなり新鮮なもので、また苦労することが多くありました。始めはかなり緊張しましたがだんだんと慣れ、後半は程よくリラックスしてできたと思います。
 
林さん
 大会当日は3人で集まりました。皆そこまで緊張せず、リラックスできていたと思います。 3回戦すべて勝利したことは理解していましたが、細かい採点方法については知らされていなかったので、順位は結果発表の時までわかりませんでした。結果発表の画面をみんなで見つめていて、全国2位になったとわかったときにはとてもうれしかったです。
 
・大会を終えての感想があればお願いします。
林さん
 このような機会を設けてくださった塩原先生、そしてチームの2人に感謝しています。まさか準優勝できるとは思ってもいなかったので本当にビックリでした。他校の生徒と交流ができたり、様々なインスピレーションを得られたり、とても良い機会になりました。また、自分の英語力はまだまだだなということも実感しました。これからも英語学習を頑張ります。
 
山口さん
 英語でのディベートは瞬発力と表現力の両方が必要となるので、ある程度慣れるまではかなり難しかったです。それでもまさか準優勝まで行くとは思ってもみなかったので、結果発表の時は本当に嬉しかったです。
 
髙橋さん
 ディベート未経験の3人が集まり、素晴らしい結果が残せたことを素直にうれしく思います。一緒に参加してくれたチームメートに非常に感謝しています。当日、1回戦を勝利してから、事前に決めていた役割を変更するなど臨機応変に大会に臨むことができたのは、この3人だったからだと思います。また、今回の大会は試合開始前の準備ができないルールだったので、相手への反論は準備時間がなく、瞬時に考えて英語で発表する必要がありました。自分の役割が終わっても、他のメンバーをサポートし、チーム全員が今何をするべきかを考えて行動できていたと思います。3人のチームワークの良さを実感しました。このような機会を与えてくださり、また、一緒に練習してくださった先生方ありがとうございました。この特別な体験は、英語力はもちろん将来に向けた自信にもなりました。

大会当日の様子

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