トピックス

ニュース

第74回 明治大学付属明治高校卒業式 挙行

2022年03月12日

  • 高校
  • 学校行事

 3月10日、第74回明治大学付属明治高等学校卒業式が挙行されました。昨年度に続き、規模を大きく縮小した中ではありましたが、教職員や保護者が見守る中、卒業生258名の門出を祝いました。本年度の卒業生を加えたことで、旧制明治中学校卒業生も含めた本校卒業生の総数は21,494名となりました。
 式辞のなかで、安藏伸治校長は新型コロナウィルス感染症に翻弄された2年間の苦労を労いつつ、「百年に一度のパンデミック」を経験し対応したことで、これまでの学校生活とは異なる形で生徒たちが成長を遂げたことを称えました。そして、コロナ禍のようなこれからの人生で遭遇するかもしれない艱難に対しても、本校で得た貴重な体験と能力に自信を持ち、本校で巡り合った友とともに、今後の人生を歩んでいってほしいと励ましました。
 また、例年、壇上で直接頂いていた、柳谷孝明治大学理事長、大六野耕作明治大学学長、松浦毅PTA会長、井家上哲史総明会(同窓会)会長からの祝辞は、書面にして参加者全員に配布される形で紹介されました。
 在校生を代表して送辞を行った松本康聖さん(高2)は、高校3年生が中心となって「“withコロナ”学校生活の礎を築いて」くれたことに感謝し、これをよりよいものにできるように努力していくことを誓いました。
 卒業生を代表して答辞を行った髙橋さくらさんは、コロナ禍という「歴史的な現象の中をこの学校で過ごしたことは不幸ではなく、特別なこと、誇るべきこと、なりたい自分への一歩」となり、そのようなときだからこそ育まれた発想力・行動力・適応力があったと述べました。そして、「マスクを着けず、何も隔てず皆が心から笑い合い、スクラムを組み大声で校歌を歌い、明治愛を叫べる日」を願って、「質実剛健」「独立自治」の精神の下、精進し続けていくことを力強く宣言しました。
 本年度卒業生のうち明治大学進学を希望した239名全員が推薦基準を満たし、内部推薦で合格することができました。明治大学へ進学する卒業生も、他大学へ進学する卒業生も、明治で過ごした想い出とともに力強く自分の道を邁進してほしいと思います。

関連トピックス