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高大連携講座がNHK「おはよう日本」に登場

2022年07月15日

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 6月29日に実施された高大連携講座(法学部・太田勝造教授)が、7月15日のNHK「おはよう日本」7時台で取り上げられました。「18歳から裁判員に」というテーマで、高大連携講座の一環で行われた模擬裁判の模様が放送されました。

 成人年齢の引き下げに伴い、授業を受けた高校2年生も来年には裁判員として裁判に参加するかもしれません。そのようなタイミングで、実際に起きた過去の事件をもとに作成された模擬裁判に生徒たちが取り組みました。


 翌日提出されたレポートでは、生徒たちからは以下のような感想が寄せられました。


「私は、普段は、重要犯罪として取り扱われる犯罪に関わることがなかったため、「裁判」というものを身近に感じたことはなく、テレビやドラマ、映画の中での出来事というイメージがあった。裁判員制度は、前から知っていたが、自分がまだ対象の年齢でなかったため、考える機会があまりなかった。しかし、今回の講義で、裁判員制とは18歳からであるため、高校生も選ばれる可能性があることや、裁判は主権者である国民が行うべきことなどを実感し、自身も一人の国民として、自国で起きた犯罪について考えを持つ必要があると感じた。また、仮に自分が裁判員として選ばれた際には、被告人の人生を左右したり、その裁判の判例が他の裁判にも関わる可能性があるため、今のうちから様々なことについて知識や経験をつけ、幅広い価値観で物事を考えることができるようにするためにも、勉強の大切さを再確認する機会となった。」


「模擬裁判を通して裁判の難しさを実感した。一つの裁判の中にいくつもの争点があり、みんなが自分の意見を持っているので、結論を出すのに時間がかかってしまった。本当の裁判だったら今回のような選択肢は用意されていないので、結論を出すのがより困難になると思う。裁判員裁判に参加することで司法への関心が高まるので、多くの国民が参加するべき制度だと思う。自分の意見が他人のこれからの人生にとても大きな影響を与えるということを理解しながら参加することが重要だと感じた。」

 

 なお、ニュースの模様は、NHKプラス(「NHKニュース おはよう日本 7月15日(月)7:00」の731分ごろから)でもご視聴いただけます。よろしければご覧ください。

NHKプラス

 

 本校の高大連携講座、また、高大連携セミナー(サマーセミナー)で長年実施されてきた模擬裁判の取り組みについては、下記のリンク記事(後者は外部サイト)もご参照ください。

・明治高校 高大連携プログラム

・「大学との連携で専門的な知識を学ぶチャンス」(School-pot中学受験版)

 

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