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高2修学旅行 広島・関西方面

2022年12月10日

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117日から10日にかけて、高2学年は広島関西方面への修学旅行に出かけました。昨年の林間学校が中止になった関係から、この学年としては初めての宿泊行事となり、生徒たちも楽しみにして旅行に臨みました。ただ、当初計画されていた沖縄方面からは目的地が変更されたため、事前学習を含む準備も慌ただしくなってしまいました。それでも、修学旅行委員たちを中心にしおりづくり、事前学習、奉納する折り鶴作り、そして、旅行中のコロナ対策案の策定などに取り組みました。

初日は羽田空港に集合し飛行機で広島に入り、平和学習を中心に活動しました。まず、平和記念公園で折り鶴を奉納し、その後、平和ガイドの皆さんの案内で原爆ドーム周辺をめぐりました。現在にまで残る原爆の痕跡を解説してもらい、その破壊力の大きさに驚きました。平和記念資料館では、事前学習でご講演いただいた山岡さんのお話も思い出しながら展示物を見て回りました。

2日目は宮島にて厳島神社参拝および自主研修を行いました。幸運なことに、大鳥居の修復が早めに終わったことで、その姿を間近で見ることもできました。昼食後、宮島から広島駅を経て大阪に移動しました。大阪駅から宿舎への移動中には、皆既月食や御堂筋の美しいイルミネーションを見ることができました。

3日目は、午前中に大阪城を訪れました。天気にも恵まれ天守からは大阪の街を一望できました。その後、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンで班別行動となりましたが、この日は思い思いの私服に身を包み、キャラクターの世界を楽しみました。

最終日は神戸での班別自主研修で、さまざまなテーマに基づき計画を立てて、海、山、街中などを見て回り、昼食後、新幹線で帰京しました。昼食時には解散式も行われ、そのなかでコロナ禍の旅行行事をやり遂げた修学旅行委員のみんなを学年全員でねぎらいました。高2学年では文化祭準備委員会に続き、生徒が主体となって大きな学校行事の運営を成し遂げてくれたことで、一人一人が大きく成長してくれました。

生徒たちからは高校で初めての宿泊行事に対して、「平和の尊さを実感できた」「現地でしかわからないことをたくさん知ることができた」「交友関係が広がった」「楽しい思い出が作れた」「自分だったら行かないようなところに行けて興味深かった」などの声を聴くことができました。

修学旅行では、学びを深めることはもちろんですが、ルールやマナーの遵守、集団行動の大切さ、高校生活の楽しい思い出作りなど、多くの課題に取り組めました。高2学年にとっては、ちょうど高校生活の折り返し地点にあたります。この経験をもとに、更なる成長とより充実した高校生活につなげてほしいと思います。

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