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第75回 明治大学付属明治高校卒業式を挙行

2023年03月11日

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 310日、第75回明治大学付属明治高等学校卒業式が挙行されました。本年度は3年ぶりに来賓の方々をお招きし、また、会場で吹奏楽班が演奏するなど、コロナ禍前に近い卒業式を実施することができました。心配された雨も止み、晴天の下、明治高校を卒業する278名の門出を祝いました。本年度の卒業生を加えたことで、旧制明治中学校卒業生も含めた本校卒業生の総数は21,772名となりました。  式辞のなかで、安藏伸治校長は新型コロナウィルス感染症による約2か月の臨時休校からスタートした高校生活を振り返りました。臨時休校以来、一度も全校休校や学年閉鎖を経験することなく卒業を迎えることができたのは、不自由な学校生活に耐えながらも、生徒たちの規律に即した行動と協力のおかげであると感謝しました。そして、学校が再開されたときに見た生徒や教職員の喜びに満ちた笑顔を忘れることはないとし、明治高校の学びで蓄積した力をもとに、自らが求める世界で力を発揮し、どんなことにも果敢にチャレンジしてほしいと励ましました。なお、安藏校長は急な体調不良により式を欠席したため、北村純副校長が式辞を代読しました。続いて、柳谷孝明治大学理事長から式辞、大六野耕作明治大学学長、佐野宗昭PTA会長、井家上哲史総明会(同窓会)会長から祝辞をいただきました。  在校生を代表して送辞を行った宿波祐希さん(高2)は、コロナで途絶えそうになっていた明治のもつ一体感や盛り上がりを、高校3年生が最後につなごうとしてくれたことに感謝し、受け取ったバトンをしっかりと後輩たちにつないで行くことを誓いました。  卒業生を代表して答辞を行った松本康聖さんは、「新しい生活様式」に合わせることに追われた高校生活の中でも、文化祭(紫紺祭)、修学旅行、日々の学校生活などのあらゆる場で、「人生でたった一度しかない高校生活をより充実させる」ようと努力した日々を振り返りました。自分たちが中心となった高2年の文化祭では実現できなかった校歌斉唱やチャンスメドレーも高3歓送会で実現できました。時期や行先が変更になった修学旅行も、困難を乗り越え、絶対に修学旅行を成功させようという強い想いとともに、広島・関西地方を巡りました。3年間の「かけがえのない足跡」に思いを馳せつつ、それぞれが目指す場所へと一歩を踏み出していきたいと意気込みを語りました。  本年度卒業生のうち264名は明治大学に内部推薦で合格しました。明治大学へ進学する卒業生も、他大学へ進学する卒業生も、明治で培った力とともに「つねに前へ」と果敢にチャレンジを続けてほしいと思います。

校長式辞を代読する北村副校長

式辞を述べる柳谷理事長

祝辞を述べる大六野学長

答辞を述べる松本さん

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