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第76回 明治大学付属明治高等学校卒業式を挙行

2024年03月11日

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 3月10日、第76回明治大学付属明治高等学校卒業式が挙行されました。来賓の方々をお招きし、卒業生、在校生2学年、保護者の方々がそろう久々の卒業式となりました。そして、晴れ渡る空の下、明治高校を卒業する252名の門出を祝いました。本年度の卒業生を加えたことで、旧制明治中学校卒業生も含めた本校卒業生の総数は22,024名となりました。
 井家上哲史校長は、本校での様々な経験の積み重ねにより、素晴らしき「明高健兒」に成長した高校3年生に対して式辞を述べました。その中では、すべての科目をきちんと学ぶという明治高校のカリキュラムを通した学んだすべての知識が、生徒たちの道程を照らす大切な前照灯となる。その力を基に、本校で出会った生涯の友と共に、いかなる環境においても、明治大学付属明治高等学校の卒業生であるという矜持をもち、「第一級の人物」として大きく成長していってほしいと語りました。
 続いて、柳谷孝学校法人明治大学理事長から式辞、大六野耕作明治大学長、岸塚大季PTA会長、山崎秀樹総明会(同窓会)会長から祝辞をいただきました。
 在校生を代表して送辞を行った石橋彩華さん(高2)は、高校3年生のこれまでの活動に対して感謝を示しつつ、先輩たちが紡ぎ続けてきた伝統を自分たちが受け継ぐ決意を述べました。そして、卒業後も時には母校に顔を出し、声をかけてほしいと呼び掛けました。
 卒業生を代表の宿波祐希さんの答辞では、皆の顔がマスクによって隠された状態から始まった3年間が振り返られました。学校行事はもちろん、食事の時間なども制限がかかり不自由な学校生活を強いられましたが、一度きりの高校生活を全力で楽しむために仲間たちと協力し、日常を楽しむ術を模索しました。高3になると、多くの行事でコロナ前の形態での開催が可能となり、最後の1年を謳歌することができました。そして、明治高校での経験を心の支えにして、未来への希望を抱いてこの校舎を旅立っていく決意を述べました。
 本年度卒業生のうち230名が明治大学に内部推薦で合格しました。明治大学へ進学する卒業生も、他大学へ進学する卒業生も、この地で宿した明治魂とともに素晴らしい人生を歩んでいってほしいと思います。

式辞を述べる井家上校長

式辞を述べる柳谷理事長

祝辞を述べる大六野学長

卒業生を代表して答辞を述べる宿波さん

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