概要

高度な先端研究を支える  最新鋭の機器類

最新鋭の機器類

バイオサイエンスをはじめとする科学・技術の発展は、近年目覚ましいものがあります。これらの技術を利用して、生物の仕組みを解明するためのさまざまな機器類が開発されてきました。それに伴って機器類が身近にあるか否かで研究手法が限られてしまうこともあります。農学部では、最先端の研究に要求される高度な研究機器類を整備し、研究体制の充実を図っています。

これらの研究機器類を利用して、生物の生きていく仕組みについての研究を進めると、そこには無限の不思議と、無限の可能性があることに気付くでしょう。そこから得られた情報を私たちの生活にどこまで還元することができるのか、研究の進展が期待されます。

TOPICS

プロテオミクスと高性能質量分析装置

高性能質量分析装置 質量分析はタンパク質やペプチドの質量を正確に計測することが可能で、一度に数多くのタンパク質を系統的に解析することのできる分析手法です。

これまでに多くの生物種でゲノム配列の解読が完了してきました。それを受けて、生体内のさまざまな分子を包括的に解析することで生命現象を理解しようとする研究が発展してきました。プロテオミクスとは、そのなかでも生体機能の中核を担っているタンパク質を対象として包括的な解析を行う研究領域です。

プロテオミクスでは、生体内でのそれぞれのタンパク質の発現量、機能調節のための修飾やタンパク質どうしの相互作用、生命活動のなかでのそれらの量の変動、などといったさまざまな側面からの解析を行います。そのような解析に威力を発揮するのが質量分析装置で、分子の質量を10万~100万分の1ほどの誤差で正確に測定することにより、一度に数百種類のタンパク質を分析することができます。

今後のプロテオミクス研究の発展には、このような高精度な分析技術をどのような生物試料の解析に活用していくか、斬新なアイデアが求められています。( 紀藤 圭治 生命科学科専任講師)

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