学部長メッセージ

人類の永続性を追求する農学

21世紀は、生命科学を総合的に扱う農学の時代です。人類が今世紀に直面している最も重要な課題は人類が持続的に存続可能かという「食料・環境・生命」の問題です。これらの諸問題の解決には食料・生物資源・自然環境・生命のしくみなど幅広い研究領域について正面から取り組んでいる農学研究の貢献が大いに期待されています。また、日本社会においても食料の自給率や食の安全性に関する問題、地球温暖化などの環境問題、高齢化社会における種々の問題、たとえば生活習慣病の予防問題、生物多様性の保全など解決されるべき課題も多く抱えています。これら課題の解決にも、生命科学の中核を担う農学研究が大きな役割を担っています。すなわち、農学研究は21世紀に地球や人類を支える最も基礎となる学問で、農学は人類の永続性を追求する学問であると言われているわけです。

わが農学部は1946年に設立され、現在、自然科学系の農学科・農芸化学科・生命科学科と社会科学系の食料環境政策学科の4学科から成り立っていて、人文科学系の教養科目とともに、都市型農学部として「食料・環境・生命」という21世紀を象徴するキーワードを軸に人間が心身ともに健康で豊かな生活を送るための基盤となる特色ある教育・研究活動を展開しています。

このように農学部で学ぶことによって直接社会に貢献することができます。地球上に起こっているさまざまなことについて自分で問題意識を持って考えていけば、それにこたえられる学部だと思います。農学の持つ可能性に夢を持ってチャレンジしてほしいと思います。

農学部長 針谷 敏夫

農学部長 針谷 敏夫

農学博士。1952年茨城県生まれ。1975年東京大学農学部卒業、1980年東京大学大学院農学研究科博士課程修了、1980年より京都大学医学部助手、講師を経て、1990年より明治大学農学部講師、助教授、教授。198688年米国カリフォルニア大学サンタクルツ校客員研究員。

著書に「明解哺乳類の生理学[体液]」(共著)、「Prolactin gene family and its receptors-molecular biology to clinical problems」(共著)、「ホルモンの分子生物学 vol.2」(共著)「Pars Distalis of the Pituitary Gland-Structure,Function and Regulation 」(共著)など。

 

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