小松孝徳准教授が日本認知科学会「野島久雄賞」を受賞

2013年09月17日
明治大学

明治大学 総合数理学部 小松孝徳准教授(先端メディアサイエンス学科)が、2013年9月13日(金)に玉川大学にて開催された日本認知科学会 第30回大会において、第一回野島久雄賞を受賞しました。本賞は、人と人、人とモノ、モノを介したネットワーキングにかかわる研究領域で、「面白 い!」と思える卓越した認知科学的研究を行った若手・中堅研究者を顕彰することを目的として2013年度に設置されたものです。

なお、小松准教授の受賞理由は以下の通りです。

「小松氏は、ヒューマンエージェントインタラクションの分野において、Artificial Subtle Expressions(ASEs)という概念を定義し、その意味を考察することで、人とエージェントのコミュニケーションを円滑にするための研究を活動 的に行ってきた。ビープ音やLEDの明滅といった単純な表現により、エージェントの内部状態(確信度の低さなど)を、ユーザに直感的かつ正確に伝達できること、エージェントが人間のように振る舞うよりも、ASEsを用いたシンプルな仕掛けのほうが、ユーザに不快感を感じさせにくいことなどを示した。また近年はオノマトペを用いてロボットとコミュニケーションできるような直感的なインタフェースの実現を検討し、多様な分野の研究者と協働してオノマトペの研究を広く展開していこうとしている。このように、小松氏の研究は、プロソディをはじめとするコミュニケーションにおける多様な情報が、人間の社会的行動に与える影響を明らかにすることを通して、人間とエージェントの豊かなインタラクションの可能性を探求している。一つの仮説的なモデル・概念を提言しつつ、多くの確かな心理学 的実験によりそれを裏付けていくという小松氏のアプローチは、認知科学研究を目指す若手の研究者にとって一つの模範になるものと考えられる。今後のさらなる活躍が期待される。」

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