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現象数理学科

モノ・コトから現れる複雑な現象を、数学で解明する。

動物や植物の美しい模様、心臓の拍動や薬の吸収などの医学・生理学問題、交通渋滞や経済不況などの社会的問題、流行やブームといった社会現象まで、私たちの身の回りは、現象であふれています。そうした現象を、数学を用いて解明していくのが現象数理学です。現象を数式に置き換えていくことを「モデリング」といいます。そして実際に導き出した「数理モデル」を使い、コンピュータで高度なシミュレーションを繰り返していくと、これまで目に見えなかった現象の正体が徐々に明らかになってくるのです。現象数理学科では最先端のカリキュラムを通じて、単に現象を解明するだけでなく、数理モデルを多様な分野に応用できる力とセンスを備えた人材の育成を目指しています。現象数理学が必要とされ、活躍できるフィールドはいま、生物学や物理学にとどまらず、社会学や経済学、さらには医学にまで広がっています。だからこそ難しくもあり、ワクワクするような無限の可能性にあふれた分野でもあるのです。現象数理学に特化した学科は、日本ではまだ明治大学だけです。世界をリードする最先端の教育研究拠点で、あなたの探究心や数学的センスを存分に発揮してください。

数理のチカラ

担当教員が現象数理学科での学びをわかりやすく解説!

ヒョウ柄やシマウマの模様を方程式からつくりだせる?
高度な数学で金融リスクを制御できる?
不透明な時代のリスクと向き合う文理融合の数理科学。アクチュアリー数理のこれから
統計学、それは見えないものを見通す力
研究対象は「シマウマから天気予報まで」 現象数理学は人の命も救う!