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総合数理学部

鹿喰善明教授が映像情報メディア学会「ハイビジョン・次世代テレビ技術賞」を受賞

2014年06月03日
明治大学

鹿喰善明教授が映像情報メディア学会「ハイビジョン・次世代テレビ技術賞」を受賞

明治大学 総合数理学部 鹿喰善明教授(先端メディアサイエンス学科)が、2014年6月3日に機械振興会館にて開催された映像情報メディア学会定時社員総会にて、8Kエンコーダ装置開発グループの一員として「ハイビジョン・次世代テレビ技術賞」を受賞しました。

「ハイビジョン・次世代テレビ技術賞」は、ハイビジョンまたは新しい高品質テレビジョンに関し、ハードウェア、ソフトウェア、方式に関わる研究、開発、またはコンテンツ制作技術の開発、または技術の普及を行い、顕著な成果を上げた個人またはグループの中から原則として毎年2件以内を選定されるものです。

鹿喰善明教授らは、次世代のテレビ方式である8Kスーパーハイビジョン(SHV)の放送実現に向け、高効率の圧縮符号化方式HEVC/H.265によるリアルタイムエンコーダ装置を世界で初めて開発しました。
従来方式のAVC/H.264の約2倍の圧縮性能を有するHEVC方式を用いることで、72Gbpsの情報量を有するフル解像度SHV(7680×4320/60P)の原信号を、高画質を保ったまま1/500~1/1000程度にまで圧縮したものです。
8Kスーパーハイビジョン HEVCエンコーダ装置の開発が評価され表彰されました。

映像情報メディア学会
www.ite.or.jp/