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総合数理学部

嵯峨山茂樹教授が開発メンバーである音声圧縮符号化技術 「LSP(線スペクトル対)方式」が、IEEE Milestone (IEEE マイル・ストーン) に認定

2014年06月27日
明治大学

      IEEEより贈呈された記念の銘板      IEEEより贈呈された記念の銘板

明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 嵯峨山茂樹教授が開発メンバーである、音声圧縮符号化技術 「LSP(線スペクトル対)方式」 が、IEEE Milestone (IEEE マイル・ストーン)に認定されました。

IEEE マイルストーンとは、電気・通信・電子・情報工学関連の学会であるIEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)が、人類の電気電子技術の歴史の中で、画期的でかつ四半世紀以上使われ続けている重要技術を称える表彰制度として1983年に設立されたものです。現在、世界で140余りの歴史サイトが顕彰されており、これらには、ボルタの電池、グラハム・ベルの電話、マルコーニの無線、トランジスタ、無線通信、人工衛星、電波望遠鏡、レーザ、ファクス、CD、光ファイバ、乾電池、八木アンテナ、テレビ、電子顕微鏡、電卓、液晶表示、ファクスなどが認定されています。

今回 IEEE マイルストーンとして認定されたLSP(線スペクトル対)音声圧縮符号化方式は、限られた伝送帯域でより多くの音声通信を行うために、音声の高圧縮符号化を実現するための基本技術であり、音声の中から口の形に対応した周波数特性を効率よく表現できるため、より少ない情報量で同等の音声品質を得ることができ、現在使用されている第2世代、第3世代の携帯電話やインターネット音声通信に採用されています。嵯峨山茂樹教授はこの開発メンバーとして係っています。記念のIEEE マイルストーン銘板は、NTT武蔵野研究開発センタ(東京都武蔵野市)に常設展示されています。

<参考>
http://www.ieeeghn.org/wiki/index.php/Milestones:List_of_IEEE_Milestones
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/ActiveR/20140522/558545/
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20140522_649747.html