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総合数理学部

中村聡史准教授、鈴木正明准教授、小松孝徳准教授がエンタテインメントコンピューティング2014にて「口頭発表賞」受賞

2014年09月19日
明治大学

明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 中村聡史准教授、鈴木正明准教授、小松孝徳准教授が2014年9月14日(日)に明治大学中野キャンパスにて開催されたエンタテインメントコンピューティング2014にて「口頭発表賞」を受賞しました。

「口頭発表賞」は、全ての発表の中から、今後のエンタテインメントコンピューティング関連の研究の姿勢への示唆に富み、情熱を喚起する優れた発表研究1件に授与されるものです。

中村准教授、鈴木准教授、小松准教授は、「平均文字は美しい」という研究内容で受賞しました。
人の書いた文字を数式化し、数式の平均の計算をすることによってある文字の平均的な文字の数式を導き出し、その平均文字の数式から平均文字を生成可能とする手法を実現しました。また、その実現した手法を利用した実験を行い、特にひらがなについて下記の3点を明らかにしました。

 ある人が何度も書いた文字の平均的な文字は、その人が書いたそれぞれの文字より綺麗であると評価されるということ
 複数人が書いた文字の平均をとった全体平均文字は、そのそれぞれの人の平均文字より綺麗であると評価されるということ
 人は、自身が書いた文字を他の誰より綺麗であると評価するということ

本研究は、インタラクション(中村准教授)と数学(鈴木准教授)、認知科学(小松准教授)という3つの研究分野の力の組み合わせで生まれたものであり、総合数理学部だからこそ生まれた研究といえます。
研究の詳細については下記URLを参照ください。
http://nkmr-lab.org/news/ec2014_average_hw.html

エンタテインメントコンピューティング2014
ec2014.entcomp.org/