特別講演会「統計科学のフロンティア」を開催しました

2017年06月05日
明治大学 総合数理学部

北川源四郎先生による講演北川源四郎先生による講演

Dan Nicolae先生による講演Dan Nicolae先生による講演

 5月27日、明治大学中野キャンパスにて、特別講演会「統計科学のフロンティア」を開催しました。この講演会は、総合数理学部と先端数理科学インスティテュート(MIMS)の共催によるもので、米国・シカゴ大学統計学部教授・学部長のDan Nicolae先生と、明治大学MIMS所員、統計数理研究所および総合研究大学院大学・名誉教授の北川源四郎先生を招いて、ビッグデータ時代における統計科学・データサイエンスの展望について講演いただきました。
 北川先生は、情報通信の飛躍的発展を背景に蓄積されているビッグデータが社会に与えるインパクトを具体的に説明された上で、新しい科学として「データサイエンス」を位置づけられ、大学における研究・教育と産学協同での専門家育成の重要性、さらにビッグデータを広く活用するための共同利用基盤施設の状況など、複眼的視点からビッグデータ時代の現状と展望を整理されました。
 Nicolae先生は、ご専門の遺伝統計学の話を中心に講演されました。個人毎に解析されたゲノムデータ(全遺伝子データ)に加えて、生活環境や病気・投薬の履歴、さらに皮膚に付着している微生物のゲノムなど、膨大なデータから疾病の原因となる危険因子を統計的に検証する方法について、詳細に説明されました。講演の結びには、米国の著名な大学においても「データサイエンス」の重要性が強く認識され、大学組織も生まれ変わりつつある現状が紹介されました。
 会場には学内外から70名の参加者が集い、統計科学の最先端の講演に熱心に耳を傾けていました。講演終了後も、参加者が講演者を囲んでしばらく討論するなど、盛況なうちに終了しました。

[講演テーマ]
1.ビッグデータ時代の方法論:統計科学とデータサイエンス(北川源四郎先生)
2.On Research and Education in Statistics and Data Science: Lessons from Disease Genetics(Dan Nicolae先生)

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