Go Forward

情報コミュニケーション
学部

2017年度ベトナム受入プログラム実施報告

2017年07月14日
明治大学 情報コミュニケーション学部

開講式での大黒学部長による挨拶開講式での大黒学部長による挨拶

各大学ごとに自己紹介各大学ごとに自己紹介

立山町での巫女体験立山町での巫女体験

江戸時代の立山参詣客の追体験江戸時代の立山参詣客の追体験

まだ雪の残る室堂まだ雪の残る室堂

学生企画の習字教室学生企画の習字教室

鎌倉での浴衣着付け体験鎌倉での浴衣着付け体験

修了式にて大黒学部長より修了証授与修了式にて大黒学部長より修了証授与

各大学代表者による素晴らしい日本語スピーチ各大学代表者による素晴らしい日本語スピーチ

受入学生とサポート学生との記念撮影受入学生とサポート学生との記念撮影

情報コミュニケーション学部は2017年6月26日、今年で4回目となるベトナム短期学生交流受け入れプログラムを無事終了しました。本プログラムは、「ベトナム人学生の本学部受入プログラム」と「本学部生のベトナムへの派遣プログラム」から構成されています。今回、ベトナム国家大学ハノイ外国語大学東洋言語文化学部から5名、今年度から受け入れを始めたハノイ大学から5名の合計10名の学生を約2週間受け入れました。

2週間の受入期間中は、9月のベトナムへの派遣プログラムに参加する情報コミュニケーション学部生13名が「サポーター」として受入学生の日本語の学習や生活のサポート、大学内や都内の案内を通し、交流を深めていきました。

また、今回、受入学生たちは、川島高峰ゼミナールが昨年、富山県立山町によるインターカレッジ・コンペティション大会で優秀賞を獲得した提案事業の実証実験における「モニター」となり、立山町へもサポーター学生とともに訪れました。立山町では、立山独自の文化体験をし、外国人観光客の来訪を促す動画の制作にも取り組みました。

6月24日に修了式が実施され、大黒岳彦学部長より10名へ修了書が授与されました。

各大学の代表学生が、この2週間の体験や来日して気づいたことについて、日本語でスピーチをしました。代表学生2名は、原稿を見ずに、日本人でもあまり使わないような難しい日本語を織り交ぜながらのスピーチをしたため、会場からは驚きの声が上がりました。

サポーター学生からも、代表者1名がスピーチをし、受入学生たちが日本で貪欲に学ぶ様子に刺激を受けた様子でした。

今回の修了式には、同時期に開催されていたアセアン短期学生交流プログラム(タイ・ラオスから)の受け入れ学生たちも参加し、ベトナム・タイ・ラオス・日本の学生たちの活発な交流も見られました。


≪2017年度ベトナム短期学生交流プログラム(受入)スケジュール(一部紹介)≫

6月5日 日本到着
6月6日 開講式、授業「情報コミュニケーション学」、ゼミナール
6月7日 動画撮影打合せ
6月8日 都内見学(明治神宮~原宿)
6月9日 都内見学(日本科学未来博物館)
6月10日 箱根研修
6月11日 都内見学(ベトナムフェスティバル)
6月12日 自由時間
6月13日 都内見学(羽田空港クロノゲート 物流ターミナル見学)、ゼミナール
6月14日 都内見学(下北沢)
6月15日 ゼミナール、授業「政治学」
6月16日~18日 富山県立山町
6月19日 自由時間
6月20日 授業「情報コミュニケーション学」、ゼミナール
6月21日 都内見学(国会議事堂 参議院)
6月22日 ゼミナール、授業「政治学」
6月23日 鎌倉研修
6月24日 閉会式
6月25日 自由時間
6月26日 帰国

≪参加学生の感想(原文のまま掲載)≫
「留学中日本語へのモチベーションがあるだけでなく、日本生活と日本伝統的な文化をよく体験できました。とくに立山町に研修した3日間はあんまり長くなかったが、私にとっても貴重な期間です。立山の素晴らしい自然が目撃させて頂いて、特色伝統的な文化が体験させて頂いて、美味しい食べ物を食べさせ頂きたのは初めて来日ベトナム人にとって幸運じゃないかと思います。」

「このプログラムの前で、いつも友達と日本人としゃべると、恥ずかしくなりましたので、本当に困りました。しゃべるとき、間違ってしまうと感じて、しゃべることに対して、ちょっとこわくになりました。でも、このプログラムに参加した後、日本人の友達とよく話して、そして、川島先生からよく日本語でレッソンを教えていただき、だんだん自信になっています。間違いがあるかもしれませんけれども、日本人の友達が直してくれましたから、自分がだんだん日本語で会話することが怖くなくなると思います。」

以 上