商学部の現場
「商」のイイトコ最前線!
Go Forward
今回は,明治大学商学部OBの武一彦先生にゲストスピーカーとして特別授業をお願いした。
特別授業では,明治大学商学部で学生生活を送り,資生堂に入社して日本全国で営業,物流を担当し,50代で初の海外赴任地として上海に渡り,現地法人の社長を務め在任中は上海現地法人の業績を伸ばし続け,退職後も上海で現地法律事務所の顧問として中国ビジネスに携わり続けるという人生経験を語って頂いた。さらに,中国ビジネスにおけるリスクや,昨今の日中関係にまで話題は広がった。
まず,自らの人生経験に基づき,「ターニングポイント」において困難な道と思われても積極果敢に進み,新たな地平を切り開いていくことの充実感と達成感を伝えてきた武先生には,明大生の生き方として学生も共感していた。
また,中国ビジネスに携わった経験から,メディアに流れる情報に惑わされて「評論家にならず」に,現実の中国を自分で見聞して自分で判断することの大切さを武先生が強調していたことは,特に学生の印象に強く残ったようである。