商学部

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ゲストスピーカーによる特別授業(5月16日実施)

実施日:2014年5月16日(金)
実施場所:駿河台キャンパス リバティタワー1011教室
科目名:貿易政策論
ゲストスピーカー:Grzegorz Mazur(ポズナン経済大学 ヨーロッパ研究学部 准教授)

実施内容:
 明治大学の協定校であるポズナン経済大学(ポーランド)のヨーロッパ研究学部からグジェゴシ・マズール先生をゲスト講師にお招きして,「EU(欧州連合)と東アジア諸国との貿易・経済関係」について講義して頂いた。
 貿易政策論という科目を念頭に,まず戦後のGATT体制下初の地域貿易協定によって誕生し,世界最大の地域経済統合となっているEUについて,これまでの歩みと現在の世界経済に占める位置などを豊富なデータを用いて説明して頂いた。
 続いて,EUと東アジアとの貿易関係の現状とFTA(自由貿易協定)の締結・交渉状況などを概観したうえで,とりわけEUと日本との貿易・経済関係について講義して頂いた。東アジアのなかで中国や韓国が台頭するなかで,EUにとって日本との貿易が相対的に縮小していること,他方で投資を通じた経済関係が深まっていることなどが示された。そして,昨年から始まったEUと日本とのFTA交渉について,日本にとってのメリットと課題,EUにとってのメリットと課題がそれぞれ提示された。プレゼンテーションは,EU-中国,EU-韓国,EU-ASEANなどの貿易・経済関係も準備されていたが,白熱した講義で時間が足りなくなり,EU-日本の話が中心で終わりをむかえた。
 時折日本語での訳を交えたものの,英語での90分の講義であったが,受講者の反応はとても良かった。質疑応答でも英語での質問にチャレンジする学生が目立ち,リアクション・ペーパーにも良い機会を持てたという声が多かった。
 講義の内容も,EU-日本のFTA交渉の話など,普段は日本人の教員が日本の立場から話すことが多い事柄について,EU側の立場から話をしてくれたことは貴重なものであった。日本人担当教員としては,ゲスト講師の主張に異議を唱えたくなる場面もあったが,実際の交渉の意見対立のようで,それがむしろ面白く思えた。
 ゆっくりと,わかりやすい英語で講義してくださったマズール先生に,この場を借りて感謝申し上げたい。

                                                              小林 尚朗(科目担当教員)

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