商学部の現場
「商」のイイトコ最前線!
Go Forward
実施日: 2016年11月14日(月)16:20~17:50
実施場所: 和泉キャンパス 403教室
科目名: 総合学際演習
テーマ: 次世代シーケンサーの衝撃
ゲストスピーカー: 塚原 正俊 氏((株)バイオジェットCEO,千葉大学非常勤講師)
実施内容:
約90名の学生が集まり、まさに熱気にあふれた雰囲気のなかでの授業となった。塚原氏は、他大学においても非常勤講師や講演などを数多くしているせいか、たいへん慣れた口調で、学生を惹きつけて話を始めた。
次世代シーケンサーとは、最先端のDNA塩基配列の解読機のことである。塚原氏は多くのスライドを用いて、大変わかりやすく解説された。
2003年に終了したヒトゲノムプロジェクトにおいて活躍した従来型シーケンサーを自転車に例えるとすれば、次世代シーケンサーはジェット機だということである。近所に行くのにジェット機が不便であるのは当たり前であるように、今後も従来型シーケンサーとは使い分けて利用されるであろうということであった。
さらに次世代シーケンサーの、沖縄の蒸留酒である泡盛の酒造への応用のほか、食品犯罪捜査への協力などの例も面白くご紹介くださった。
残念ながら質問時間がとれなかったが、講演終了後に学生が何名か質問に来られて、応答を丁寧にしてくださった。
浅賀 宏昭(科目担当教員)