商学部の現場
「商」のイイトコ最前線!
Go Forward
1.実施日
2018年11月26日(月)10:50~12:30
2.実施場所
和泉キャンパス 第一校舎 002教室
3.科目名
日本近代文学B
4.テーマ
日本の言葉と伝統文化
5.ゲストスピーカー
桂 竹千代 氏(落語芸術協会二つ目)
6.実施内容
本講義では日本詩歌、中でも俳句を中心に扱っているが、俳句の背景にある季節感とその中での庶民の生き様にも興味を持って貰うべく、毎年落語を実演して聞かせている。
今回は落語芸術協会二つ目・桂竹千代さんにゲストスピーカーをお願いした。竹千代さんは本学文学研究科ならびに落語研究会出身であり、また、NHKラジオ「日曜バラエティー」他にも出演中で、その話題は学生達にも身近に感じられるものだったようで皆熱心に受講していた。
前座として落語研究会1年生部員達にも協力して貰い、出囃子を入れて盛り上げつつ、新作と古典落語の両方を聞いて貰った。
当日書かせた感想を読むと、落語にはまったく関心の無かった学生も今回の経験で落語の奥深さに感銘を受け、今後は自分から寄席に行ってみたいと思うようになったり、素人と玄人の話し方の違いにまで関心をもってくれたりと有意義な時間となったようである。
特に、竹千代さんの落語「古事記」は日本神話に基づくもので、歴史の一端を学びながら大笑いするという貴重な得がたい経験であった。
総じてとても好評かつ学生に良い刺激を与えることが出来たので、可能であれば来年以降も是非このような機会を作っていきたいと考えている。
西山 春文 (科目担当教員)