Go Forward

商学部

ブラジル FAAP大学との第7回ビデオカンファレンス

2012年06月27日
明治大学

前回カンファレンスから進化したスクリーン配置前回カンファレンスから進化したスクリーン配置

プレゼンをする明大生プレゼンをする明大生

プレゼンをする明大生プレゼンをする明大生

FAAP生の発言に聞き入る明大生FAAP生の発言に聞き入る明大生

FAAP生と担当のNeto先生FAAP生と担当のNeto先生

OK!のFAAP生OK!のFAAP生

明大生も一緒にOK!明大生も一緒にOK!

    商学部特別テーマ実践科目C「ラテンアメリカ異文化交流コース(担当:中林真理子 教授、六浦吾朗 特別招聘教授)」の受講生15名が、2012年6月18日(月)にブラジル サンパウロ市のFAAP大学(Fundacao Armando Alvares Penteado  http://www.faap.br/english/ )の学生8名と英語によるビデオカンファレンスを実施しました。同科目では、2009年からFAAP大学と6回にわたりビデオカンファレンスを実施し、2011年度には学生の相互訪問も実現しました。そこで今回のカンファレンスでは、より深いディスカッションの実現を目指し、「日伯の将来のパートナーシップを強化するための提案」をテーマに掲げ、business & tradeとcultureの二つの側面から、日伯双方からプレゼンテーションを行いました。

    明大の3チームからの提案は、1班:Traditional Sports connect Brazil and Japan(日系ブラジル人力士に注目し、両国の伝統的スポーツを介して相互理解を深める)、2班:Dance~Future Partnership(日本の中学校でダンスが必修化されたことを取り上げ、ブラジルからダンサーを指導者として迎え、雇用問題の改善を図る)、3班:Business: Future Relationships Japan and Brazil(リオ+20で高まる環境問題への関心を踏まえ、日本でのCSRやBOPビジネスの経験をブラジルで活用する)でした。5月31日にアルゼンチンのラプラタ国立大学生とのビデオカンファレンス( http://www.meiji.ac.jp/shogaku/topics/2012/6t5h7p00000cbfjp.html )を終えたばかりの受講生たちは、班ごとに深夜にSkypeで打ち合わせを行うなどしました。また、定期試験前のFAAP生も、試験勉強の合間にブラジル経済と文化を紹介するパワーポイントファイルを作成するなど、日伯双方ともに短期間に集中して準備し、当日を迎えました。

  FAAP生は当初はこれまでの学生に比べておとなしい印象がありましたが、議論が深まるにつれてどんどん積極的になっていきました。また、明大生とFAAP生の間で関心が集まる話題に微妙なズレがあり、文化の違いを実感することができました。
   カンファレンス開始時に多少の音声トラブルがあり、聞き取れるかどうかを両腕で頭上で丸を作るジェスチャーで知らせましたが、日本ではなじみのこのジェスチャーがブラジルにはないものだったようです。カンファレンス終了時にジェスチャーの意味を聞かれ、「OKの意味」と知らせたところ、FAAPの学生たちが全員でこのジェスチャーをしてくれ、日伯双方で同じジェスチャーをしながらカンファレンスは和やかに終了しました。

 今回のカンファレンスもユビキタス教育推進事務室の皆様の全面的なご協力を得て実現しました。5月31日のカンファレンスの際に受講生から出た要望をいち早く取り入れ、スクリーンの配置など新たな対応をしていただき、とても快適で効果的にカンファレンスを行うことができました。御礼申し上げます。