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【祝卒業】明治大学商学部2012年度卒業生メッセージ

2012年度明治大学卒業式が3月26日、日本武道館で挙行され、満開の桜の中、卒業生と多くのご家族が日本武道館に参列し、晴れの日を祝いました。
商学部生991名が、母校での思い出と、新たな決意を胸に、社会へ向けてのスタートを切りました。

商学部卒業生の中から、以下の3名に卒業に際しての思いをお聞きましたので、ご紹介します。
商学部教職員一同は卒業生みなさんの今後益々のご活躍を期待しております。

2012年度卒業生 内山美里さん



2009年、春。桜舞う中、武道館での入学式。「これからどんな大学生活が待っているのだろう」と期待に胸を膨らませて
いたことを今でも覚えています。
人の多さに圧倒され、明治大学が全国規模の大学であることを実感したと同時に、式の中ではOBの方が拳を振りながら校
歌を口ずさんでいたことが非常に印象的で、伝統ある大学に入学したのだということを実感しました。

私の明治大学での思い出は、クラス、ゼミ、ゼミナール協議会があります。
明治大学の良い所は、1・2年時にクラス制度があることだと思います。語学ごとに振り分けられたクラスがあることで、
一緒に授業を受けたり、お昼ご飯を食べたりと、とても仲の良い友人ができます。私のクラスには韓国人と中国人の留学
生もいたため、様々な価値観に触れられたことも良い経験でした。クラス制度が無くなった3・4年時でも未だに仲が良く、
一緒に鍋パーティーをしたり、旅行に行ったりと今後も大切にしていきたい友人です。

そして、商学部ではゼミが2年時からあるため、ゼミの仲間とは3年間を共に過ごします。1年生の11月にはゼミ試験があり
、どこか一つのゼミに決めなくてはなりません。私が所属していたゼミはその年の1番人気のゼミであったため、必死に勉
強をして試験に臨みました。第一校舎に貼りだされた合格者発表の中に自分の名前があった時の喜びは、今でも忘れませ
ん。2年生になり、本格的にゼミ活動が始まると、メディア棟のパソコンルームに集まり、グループ発表の練習をよくして
いました。お互いの発表を指摘し合い、切磋琢磨しあったことは良い思い出です。3年生になると、商学部の奨学論文に参
加し、みんなで一つの論文を仕上げることの大変さを痛感したことを覚えています。4年生になってからは、ゼミ活動以外
でもゼミ生と共に過ごす機会が多くなりました。11月の明大際では下級生と共に出店し、後夜祭の人気投票では1位を頂く
ことができ、みんなで喜びを分かち合ったことは最高の思い出です。

それから、3年時には商学部ゼミナール協議会という団体に所属していました。学部と学生をつなぎ、企画を立案・運営す
る組織です。スポーツ大会や、就職講演会、他大学とのビジネスコンテストなど様々な企画を行ってきました。私が担当
していた著名人講演会という企画は、講演者の方をお招きし、学生に有益となる講演を聞いてもらうというものでした。
他学部とも協力した企画だったため、なかなか話が進まず、講演者や学部と何度も協議を繰り返しました。事の進まなさ
から、時には事務室で泣いたこともあり、事務室の方々にはご迷惑をおかけしました。企画を進めていく中で大変なこと
はたくさんありましたが、ゼミナール協議会の仲間や、教授・事務室の方々の支えもあり、講演会当日は多くの学生に参
加してもらうことができて、成功をおさめることができました。
ゼミナール協議会の活動の中で感じたことは、「組織を動かしていくことの難しさ」です。自分だけで動いていても周囲
はついてきてくれない、自らが周囲を動かす原動力になるにはどのようにしたらよいのだろうかということを考えて行動
することの大切さを痛感しました。この経験は、今後社会人になってからも、きっと活かせると信じています。

また、4年間続けたカフェのアルバイトにおいても同じ明治大学の仲間が多数おり、明大生というだけでも学校の話題で盛
り上がったりしました。学校と同じくらい通いつめたアルバイトでの経験、そして仲間も、私にとっては大事な大事な宝
物です。

2013年、春。例年より少し早い桜の開花と共に、明治大学を卒業します。
この4年間で様々な人に出会い、様々な経験をし、少しは成長できたかなと思います。
良き伝統を残しつつ、新しいことも取り入れる明治大学で学べて良かったと心の底から思います。
社会人になっても大学時代に得た繋がりを大切に、頑張っていきたいと思います。

2012年度卒業生 橋村祐典さん



卒業を迎えるにあたり、明治大学が母校になることを心から嬉しく思う。共に汗を流し栄光を掴んだ部活動の仲間、豊富な人生経験から学業以外にも多くのことを学んだゼミの畑農先生と泉先生、夜が明けるまで語り合い互いに刺激しあったクラスの友人など、多くの素晴らしい人との出会いは学生生活での大きな財産になった。

地方から上京した私にとって、都心にあるキャンパスは大変魅力的だった。キャンパスから一望できる東京の景色を、自分の目で見た時の感動は今でも鮮明に覚えている。

また商学部独自のプログラムである、ダブルコア(2つのゼミに所属できること)と夏季休暇期間を利用したカナダへの語学研修によって、人間的に成長し就職活動をする上でも臆することなく望むことができた。

最後に明治大学の素晴らしい点を一つ挙げるとすれば、何より学生が皆「熱い」という点だ。「前へ!」の精神で、言葉には出さなくともうちに秘めた情熱は絶えることなく、それぞれの目標へ向かって突き進む姿は、古き良き「明大生」のままである。

明治大学はまだまだ成長の途中だ。これから先も日本を牽引するリーダーを生み続け、世界の舵を取る人材を輩出するだろう。後輩諸君には決めつけた自分らしさにとらわれず、可能性を信じてさらに「前へ!」進んでいってほしい。

2012年度卒業生(早期卒業) 室賀貴穂さん



さくらが満開だった入学式の日、私はこれから始まる生活に多くの不安を抱えていました。でも、本学での生活を通して
、徐々に、確実に、自分が変わっていきました。

キャンパス・ライフを送るに際し、「日々、一歩一歩成長していきたい」という気持ちは強く持っていました。その思い
から、周囲を見渡すと、明治大学には、自分を鍛え高めることのできる「きっかけ」や「チャンス」が多く転がっている
と気づきました。

先生方の熱い講義やゼミナールでの学びは刺激的でした。また、「明治大学シェイクスピアプロジェクト」でのシェイク
スピア劇への出演やピアノサークルでの活動などを通して、輝いている多くの仲間と出会うこともできました。

好奇心を持って一歩でも前に踏み出すと、見えてくる世界が変わります。ちょっとしたきっかけで、日々の面白さが、何
倍にも何十倍にも広がるように感じます。その「一歩踏み出す勇気」の源となったもの、それは、まぎれもなく“明治大
学・商学部”です。

“「個」を強くする大学”というキャッチフレーズは、見事に、本学を象徴していると思います。在校生・先生方・校友
の皆様をはじめとする明大関係者の方々の「パワー」は実に大きなものです。

この学び舎で出会った多くの方々に支えられて、本日まで歩んで参りました。未熟者を叱咤激励してくださり、ありがと
うございました。感謝の気持ちでいっぱいです。

卒業するにあたり、大好きな明治大学を離れるのはとても寂しいかぎり。でも、いつか、今までお世話になった明治大学
に恩返しできるよう、大学院での新たな学びでも精進して参ります。

1年短い、3年間ではありましたが、大学のすべてに感謝です。やっぱり明治がNO.1!