Go Forward

商学部

ラテンアメリカ異文化交流プログラム活動報告「アメリカとアルゼンチンへのフィールドトリップ」

2013年10月04日
明治大学 商学部事務室

写真1:ワシントンDCではスペシャリストからPassionとDon’t be mediocre.というメッセージを送られました。写真1:ワシントンDCではスペシャリストからPassionとDon’t be mediocre.というメッセージを送られました。

写真2:ラプラタ国立大学でのジョイントクラス①写真2:ラプラタ国立大学でのジョイントクラス①

写真3:ラプラタ国立大学でのジョイントクラス②写真3:ラプラタ国立大学でのジョイントクラス②

写真4:日系人移住地の花卉市場Mercoflorにて写真4:日系人移住地の花卉市場Mercoflorにて

写真5:ラプラタ日本語学校の朝礼に参加写真5:ラプラタ日本語学校の朝礼に参加

写真6: JICAアルゼンチン事務所にて写真6: JICAアルゼンチン事務所にて

写真7:日亜学院の生徒たちと写真7:日亜学院の生徒たちと

写真8:COPANIでの報告風景写真8:COPANIでの報告風景

写真9:COPANIでの報告後、記念の盾を受け取った学生たち写真9:COPANIでの報告後、記念の盾を受け取った学生たち

写真10:文化交流イベントで現地の方々と交流写真10:文化交流イベントで現地の方々と交流

 ラテンアメリカ異文化交流プログラム活動報告「アメリカとアルゼンチンへのフィールドトリップ」

 商学部特別テーマ海外研修科目A「ラテンアメリカ異文化交流プログラム(担当:中林真理子 教授)」の受講生4名が、9月4日から9月17日の14日間、アメリカ合衆国(ワシントンDC)とアルゼンチン(ラプラタ、ブエノスアイレス)でフィールドトリップを行いました。
 
 今回のフィールドトリップでは、日本とラテンアメリカ地域のパートナーシップを将来どのように発展させていくべきかについて、学生たち自身で考えることを大きな目標に掲げました。このため、アメリカでは、世界銀行などの国際機関のスペシャリスト達とのミーティングを重ね、さまざまな専門性について学びました。そしてアルゼンチンでは、日系人との交流をきっかけとした異文化相互理解を目指して活動しました。(写真1)ラプラタでは明治大学の海外協定校であるラプラタ国立大学(Universidad Nacional de La Plata  http://www.unlp.edu.ar/ )の学生との交流(写真2,3)、日系人移住地の花卉市場Mercoflor(写真4)や日本語学校訪問(写真5)、ブエノスアイレスでは、JICA事務所(写真6)やアルゼンチンのインターナショナルスクールである日亜学院(写真7)への訪問に加え、第17回汎米日系人会年次大会(Convencion Panamericana Nikkei:COPANI http://www.copani2013.com/CopaniBackend/flex/Main.html# )に参加し、8組のメイン報告者の1組として「Awareness of Issue Surrounding Nikkei and Japan」とのタイトルで、日本人と日系人の相互理解を促進するための方策について英語でプレゼンテーションを行いました(写真8、9)。日本から参加した大学生による報告は、日系人を中心とした300名近い参加者に大きなインパクトを与え、報告後はペルーのネット配信テレビ局のインタビューを受けました。そして、COPANI翌日の文化交流イベントでは、「ソーラン節」をレクチャーし、参加した日系人を中心とした幅広い年代のアルゼンチンの人々と一緒に踊り、交流を深めました(写真10)。http://www.youtube.com/watch?v=8TcHoHh9Vug
 
 本科目は日本学生支援機構(JASSO)の平成25年度留学生交流支援制度(短期派遣)の採択プログラムとして支援を受けています。また、14日にわたるフィールドトリップでは、アメリカでは、商学研究所特任研究員であり米州開発銀行に勤務する六浦吾朗氏、そしてアルゼンチンでは、昨年度の本プログラムによるブラジルへのフィールドトリップで学生リーダーを務め、現在ラプラタ国立大学に留学中の松木健人氏の全面的な協力により、多彩な活動が実現しました。連日のハードスケジュールに加え、日本出発後も深夜までCOPANIでの報告の準備をし、相当ハードな研修となりましたが、最後まで全員で協力し合って乗り切りました。
 
 14日にわたるフィールドトリップの成果については、10月22日に和泉校舎で開催される「第10回 国際交流フォーラム」でも報告予定です。