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商学部

商学部創設110周年特別企画「ビットコインは貨幣なのか?-通貨の現在・過去・未来-」を開催しました

2014年05月23日
明治大学 商学部事務室

伊藤隆康教授(商学部)伊藤隆康教授(商学部)

浅井義裕専任講師(商学部)浅井義裕専任講師(商学部)

パネルディスカッションの様子パネルディスカッションの様子

 商学部では学部創設110周年記念の特別企画の第1弾として、5月13日(火)午後1時から和泉図書館ホールにおいて、<学術シンポジウム>「ビットコインは貨幣なのか?-通貨の現在・過去・未来-」を開催しました。

 1人目の講師伊藤隆康氏(商学部教授)には「なぜ中央銀行は存在するのか? - 日銀の発券銀行としての役割 -」というテーマで、そして2番目の講師浅井義裕氏(商学部専任講師)には「貨幣の歴史から見るビットコイン」というテーマで、それぞれ大変明快に、1・2年生の学生にも分かりやすい解説を行っていただきました。参加学生にとっては、大変刺激的であったと思います。

 奈良沙織・今野史昭の両氏(商学部専任講師)の司会で進められた当日のシンポジウムには、和泉図書館ホールが満席になる140名以上の学生が集まり、立ち見の参加者も出るなかで、大変熱気のある議論が展開されました。当日は、飛び入りで金融論がご専門の金子邦彦氏(図書館長・情報コミュニケーション学部教授)にも参加していただき、年内に5回予定している商学部学部創設110周年記念企画の最初を飾るに相応しい、大変に盛り上がった学術シンポジウムとなりました。


ビットコイン(Bitcoin)とは…
インターネット上で流通している電子マネー(仮想通貨)。その歴史も仕組みも入手方法も、わが国ではほとんどの人にとって、まったく謎の存在です。しかし、先頃の仮想通貨ビットコインの取引所「マウント・ゴックス」の経営破綻を契機として、その可能性と危険性に、にわかに関心が集まりはじめています。