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明大出身「公務員」の活躍

学びと経験、そして勇気 環境省 石田大貴(2015年文卒、55期)



  「勇気が人のたましいに宿れる姿は、平静すなわち心の落ち着きとして現われる。」これは新渡戸稲造の「武士道」の一節です。この一節にマーカーを引いた本を鞄に忍ばせ、「行政研究所で何度も練習した」と自分に言い聞かせた上で、国家総合職試験の面接会場の扉を叩いたことを思い出します。

 これから就職活動を行う方におかれましては、将来に漠然とした不安を抱える方も少なくないでしょう。行政研究所には、そのような皆さんに「勇気」を裏打ちしてくれるような、素晴らしい環境が揃っています。具体的には、講師陣の手厚い試験対策や面接対策、事務室の親身なサポート、切磋琢磨し合える仲間たちの存在、OBOG・他大学との政策議論等、公務員試験の知識や考え方を色々なヒトから学ぶことのできる環境だと思います。

 行政研究所での特に印象深い思い出は、大学2年生の時に参加した夏合宿の面接練習です。緊張のあまり、講師陣やOBOGの質問に上手く答えることができず、自分の実力不足を痛感しました。この時の悔しさがバネとなって、行政研究所の講師陣・OBOG・仲間たちと面接練習を重ねた結果、冒頭の面接で「勇気」が出せたのだと思います。

 そんな私は今、時の要請に対応し、首相官邸や各府省庁との調整を行う部署におります。色々なバックグラウンドの方と議論する機会が多く、時には「勇気」が必要な場面もありますが、行政研究所の経験や学びがいかされていると感じる時があります。

 孔子は「義を見てせざるは勇無きなり」と説いております。目まぐるしく変化する世界や日本の情勢ではありますが、そんな時代だからこそ、行政研究所に入室し行政で一緒に働く仲間にいつかお会いできること、非常に楽しみにしております!


引用:「武士道」新渡戸稲造著・矢内原忠雄訳 岩波書店 67頁

【経歴】(2026年6月現在。組織名は当時。)
2011年~ 明治大学 文学部文学科日本文学専攻
2015年~ 東北大学大学院 法学研究科公共法政策専攻(公共政策大学院)
2017年~ 環境省 大臣官房環境保健部環境保健企画管理課(公害対策)
2018年~ 内閣官房 日本経済再生総合事務局(成長戦略)
2020年~ 環境省 環境再生・資源循環局廃棄物規制課(産業廃棄物対策)
2022年~ 環境省 地球環境局総務課(気候変動対策)
2023年~ 環境省 地球環境局国際連携課(国際)
2024年~ 内閣官房 副長官補室