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日台院生研究発表交流会“The 3rd Taiwan-Japan Joint Workshop for Young Scholars in Applied Mathematics”に参加,受賞

2012年03月13日
明治大学

プレゼンの様子プレゼンの様子

受賞者の集合写真受賞者の集合写真

海原さん(左)岩本さん(中)立石くん(右)海原さん(左)岩本さん(中)立石くん(右)

 先端数理科学研究科では,2月26日(日)から2月29日(水)にかけて台湾大学で開催された研究発表交流会“The 3rd Taiwan-Japan Joint Workshop for Young Scholars in Applied Mathematics”に参加,当研究科からは博士前期課程(M1年)8名,博士後期課程(D1・2年)5名が発表を行い,本学院生からは3名が受賞を果たしました。
 この研究発表交流会は,他分野と交流できる柔軟性の育成,国際化に対応できる大学院生の育成することを目的に日本と台湾の大学院生を中心とする研究発表の場として開催されたもので,今年で3回目を迎えました。この研究会において参加者は研究分野の広がりを認識するとともに,自分の研究を客観的にとらえることが期待できます。
 さらに,全ての研究発表は英語によって行われるため,英語プレゼン能力の育成が期待でき,国際的に活躍できる人材育成にもつながっています。特に当研究科の博士前期課程の大学院生にとっては,各自の研究発表を海外において英語で初めて行う貴重な場ということで,約半年をかけて,英語によるプレゼンの練習を行い,発表当日を迎えました。
 そして,選考の結果,6名が受賞し,うち当大学からは3名が受賞を果たしました。
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 この研究発表会に参加した大学院生からは
「この交流会で身に付くものは多い。特に英語に関していえば,プレゼンシートとスプリクトを書き上げるための“ライティング”,プレゼンを成功させるための“オーラル”と“ヒヤリング”,交流会を楽しく過ごすための“英会話”など,さすが実践,ほぼ大切な英語力を一気に底上げしてくれる!」
(M1 K.T.)
「今までは,質疑応答時では先生方の助言されていたところが多々ありましたが,今回は私の英語のニュアンスはありましたが,全ての質疑応答に対応することができました。原稿通りではなく自分自身で考えて,ある程度の自然体で話すといったことや,重要ポイントは強調して発音するといった部分は他の発表を聴き,大変感銘を受けました。」
(M2 T.M.)
「人に自分の研究の面白さを伝えるためには,あえて議論を厳密にせず簡易化したり,ここが研究の面白い所だから強調したりなど,聴衆に興味関心を持っていただけるような配慮が必要です。数学の研究でこれほど英語が必要になるとは思いませんでした。研究をするからには世界の最前線で戦わなければなりません。『学びて時に之を習ふ。亦説ばしからずや。朋有り遠方より来たる。亦楽しからずや。』とありますが,この言葉のように,数学の研究を通して,台湾で友人を作れたことは私の中で大変貴重で喜ばしい経験となりました。」
(M2 Y.T.)
「私のこの発表での目的は,拡散誘導爆発というおもしろい現象とは何か知ってもらうこと,そのメカニズムを解明するための手段に無限遠からの分岐があるということでした。実際,発表中に議論できなかったことを学生たちと議論し合ったとき,拡散誘導爆発とはなにかを伝えることができていたことがわかりました。」
(M1 C.A.)
「私の発表中の質疑応答の際,(英語の)質問の意味を理解できずに返答できなかったことが心残りです。その後,質問してくださった方と直接お話をさせていただき,納得をしていただきました。」
(M1 K.T.)
「もし台湾の方々が親切かつ丁寧に接してくれなければ,私は台湾へ行ったのにも関わらず,日本人同士で行動していたと思います。しかし私のつたない英語にも関わらず,笑顔で親身になって話を聞いてくれて,非常に有意義な時間を過ごすことが出来ました。帰国した今でも,私は知り合った学生とFacebookで連絡を取り合っています。」
(M1 R.N.)
等々,良い刺激を受けて帰国したとのコメントを寄せてくれました。
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 この研究発表交流会を引率した教員のうち,上山大信准教授は,
「3回目となる本ワークショップでは,日本・台湾の修士の学生からポスドクまで合計41名の講演がありました。第1回から連続して参加していますが,学生の英語のレベル,プレゼンテーションのレベルは確実に向上しています。また,研究内容もオリジナリティーにあふれており,他分野の聴衆にもわかりやすいプレゼンテーションができていました。
今年度開設した先端数理科学研究科現象数理学専攻では,現象数理学セミナーA,Bという全学生・全教員参加の授業を設け,それぞれの研究内容をプレゼンテーションする機会を与えていますが,その成果も大いにあったと思います。
国際的な環境に適応できる人材,いわゆるグローバル人材の育成はますます重要となっています。参加した学生にはこの経験を生かして,今後の研究および就職活動に取り組んでもらいたいと思います。」
と院生への期待や抱負を述べています。

 今後も,先端数理科学研究科では「高度で幅広い数理科学的素養を身につけ,様々な現象とのインターフェイスとなって数学と諸科学の掛け橋を構築する力量を持ち,国際的にも活躍できる能力」という学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)に基づいた教育活動を行っていきたいと思います。

=参加大学=
(日本)
広島大学,龍谷大学,静岡大学,東京工業大学,明治大学
(台湾)
National Central University
National Chung Cheng University
National Sun Yat-Sen University
National Taiwan University
National Tsing Hua University
Tamkang University

=表彰結果=(発表順)○印:本学からの受賞者

○氏名:岩本真裕子(Iwamoto, Mayuko)
   発表タイトル:Crawling Locomotion: The Advantage of Mucus
   所属:明治大学大学院 先端数理科学研究科 現象数理学専攻 博士後期課程(1年)

 氏名:新屋 啓文(Niiya, Hirofumi)
 発表タイトル:Pattern formation of granular avalanches simulated by particle method with hydrodynamics interaction
 所属:広島大学大学院 理学研究科 数理分子生命理学専攻 博士課程後期(1年)

 氏名:呉 昌鴻(Wu,Chang-Hong)
 発表タイトル:On a free boundary problem for a two-species weak competition system
 所属:Tamkang University  PoD

○氏名:海原 麻衣 (Kaihara Mai)
 発表タイトル:Obstacle-induced spirals in an excited medium
 所属:明治大学大学院 先端数理科学研究科 現象数理学専攻 博士前期課程(1年)

○氏名:立石 恵大(Tateishi Keita)
 発表タイトル:Emergence of spiral waves on inhomogeneous excitable media
 所属:明治大学大学院 先端数理科学研究科 現象数理学専攻 博士前期課程(1年)

 氏名:柯 柏如(Ke,Po-Ju)
 発表タイトル:Linking Plant Defense Trait and Negative Plant-Soil Feedback-a Theoretical Approach
 所属:National Taiwan University 博士前期課程

以 上

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