教養デザイン研究科

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院生の声

多様な知識で研究を楽しく

博士前期課程
教養デザイン専攻 「思想」領域研究コース 2年
劉 佳男 (LIU Jianan)
指導教員:本間次彦教授

 グローバル化が進み、現代社会における異文化理解の必要性が大きな課題として浮き彫りになりつつあります。私はこれまで、異文化交流に関心を持ち、日中両国の歴史・思想文化領域の研究をしたいと思って、本研究科に進学を志しました。
 現在、私は日本の華人・華僑社会の研究に取り組んでいます。日本の華人社会は歴史も長く、アジアの経済発展にとって代え難い役割を果たしています。近年、日中両国の経済発展とともに新しい展開が進んでいます。今後、これまでの華僑研究史を振り返った上で、現代的な視点から華人社会ネットワックとアイデンティティの新たな動向を考察したいと思います。
 入学以来、所属コースにとどまらず、様々な専門分野の授業を履修しました。それによって、幅広い分野の知識を身に付け、自分の研究に役立つ様々なアイディアも生み出されました。授業中、学術問題をめぐって先生とクラスメートと自由に討論し、色々な考え方を見つけるのはとても楽しいことだと思います。総合的・学際的に研究を深めたい方に進学をお勧めいたします。

研究室紹介
 私は思想コースに所属しており、本間次彦教授に指導を仰いています。先生は中国前近代思想を主な研究テーマにされていますが、中国の歴史文化、政治に関して造詣が深く、また、語学も堪能でいらっしゃいます。いつも先生から熱心なアドバイスをいただき、研究に関連する様々なことを日々ご指導たまわっています。

生きている世界に関心を持ち、よりよい未来の創造へ

博士前期課程
教養デザイン専攻 「平和・環境」領域研究コース
 2年
朱蔚筠(CHOO Wai Kuan)
指導教員:佐原徹哉教授

 私は東南アジアについて研究しています。具体的には、中国の台頭と東南アジアの華人社会の変容に与える栄光についてです。また、華人が東南アジアと中国の国際関係に果たしている役割がアジアの安定にどう影響するかという考察です。
 私の教養デザイン研究科の第一印象は、三つのコースが設置され、学際的な人材の育成を目指す研究科だというものです。そして、入学試験の時、日本語、英語、中国語で教授の方々から質問を受け、国際的な人材の養成のために一流の教授陣が充実している研究科だと感じました。このため、教養デザイン研究科に入れたことは幸いなことだと思いました。
 学生は所属コースの科目のみならず、他のコースの科目も履修できます。幅広い分野の講義を受けることができ、この激変の時代の課題を議論しながら、新たな視点で私たちが生きている世界を見直すことができると思います。このような雰囲気は、大学院の研究生活にとても大切です。大学院にへの進学は、ただの学歴ではなく私たちが生きている世界に関心を持ち、よりよい未来の創造へ向けて努力することでもあります。大学院に進学を考えている皆様、教養デザイン研究科で一緒に頑張りませんか。

研究室紹介:
 佐原徹哉教授に指導を仰いでいます。先生はモダニティと暴力の相関性、および、恐怖の政治的作用について研究しています。いつも固定観念にとらわれず、自由な発想で学び、研究を行うことを提唱されています。

 

いくつになっても

博士後期課程
教養デザイン専攻「文化」領域研究コース 2年
岩井晴子(IWAI Haruko)
指導教員:加藤徹 教授


 私は中央大学で国文学を専攻し社会人生活を経た後、北京外国語大学に二年間の語学留学をしました。北京で生活するうちに、中国と日本の文化の相違を体系的に研究してみたいと思うようになり、帰国後、「シニア社会人入試制度」を利用して、本研究科博士前期課程に入学しました。研究テーマは、古典文学作品における日本と中国の異類婚姻譚の比較です。
 大学院での研究は、学部の授業とは異なり、これまでに誰も立てていない新しい問いを立て、その答えを探し、論証し、発信するという、孤独で地味な作業の積み重ねです。ゼミや中間発表会では、ヒントやアドバイスをいただきますが、答えを見つけ出すのは自分自身です。論文は提出した瞬間から自分のものではなくなります。しかも、発信した情報には責任を持たねばなりません。私は二年間でなんとか修士論文を書き上げ、社会人に戻りました。しかし、働きながらも「解けなかった疑問を解き明かしたい」という気持ちに突き動かされて、博士後期課程を受験し、再び本研究科で学んでいます。
学びたい気持ちに年齢制限はありません。そして、それに応えてくれるのが教養デザイン研究科です。

研究室紹介:
 加藤徹教授に指導を仰いでいます。先生のご専門は中国の伝統芸能の京劇ですが、中国古典文学はいうに及ばず、アニメなどサブカルチャーにも造詣が深く話題が豊富で、先生の博覧強記ぶりには目を見張るばかりです。また、コンサーティーナの演奏家としても活躍されており、ゼミでは、毎回、知的好奇心を刺激されています。
 

「理解すること」の意味と可能性を問う場としての大学院

博士前期課程
教養デザイン専攻「平和・環境」領域研究コース 2018年3月修了
長野悠(NAGANO Haruka)
指導教員:石山徳子教授

 私は、石山徳子先生の下で、アメリカ合衆国オレゴン州ポートランド市を事例として、現代の「サステナビリティ」、「エコ」、「グリーン」という言説を掲げた都市開発の問題を、環境正義という観点から考察しようと試みております。本研究科を選んだのは、石山先生の下で学びたかったからです。先生が、どのような本を読まれ、どのように世界を見ており、どのようなことを大切にしたいと思っておられるのか。先生に出来るだけ近づきたいと思いました。
 教養デザイン研究科博士前期課程を通して、石山先生をはじめとする先生方から多くのことを学びました。それは授業内容だけではなく、むしろ、それを超えた研究者としてのあり方です。ときに暴力となりうる、ただの流行となり社会の表層を軽く覆ってしまうような情報や知識とどう向き合うか。文理を超えた様々な専門を持つ先生の数だけ知と対話し知を創造する方法論が存在し、未熟な私たちに、研究を通して物事を理解することの意味と可能性を問えと訴えかけてきます。
 研究を通して、「理解すること」と向き合い、想像力と創造力を深める。大学院とはそのような場だと思っております。

研究室紹介:
 先生のご専門は地理学で、環境正義とセトラー・コロニアリズムにご関心があり、研究対象はアメリカ合衆国の社会的弱者、主に先住民族であると伺っております。先生は私に対し、未熟ながらも一研究者として接してくださり、研究をすること、物を語ることの意味と責任を、お言葉のみならずご自身のご研究を通して示してくださいます。
 


 

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