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教養デザイン ブック・レビュー

教養デザイン ブック・レビュー

教養デザイン研究科の関係者の著書をご紹介しています。教員の著書を院生や研究科出身者が紹介、または、院生や研究科出身者の著書を教員が紹介しています。
この本棚で、幅広い研究分野をカバーする教養デザイン研究科をぜひ探索してみてください。

※内容やプロフィール等は公開当時のものです

丸川 哲史(教養デザイン研究科教員)著『冷戦文化論(増補改訂版)』論創社(2020年)



本書『冷戦文化論』の試みは、「戦後日本」における文学、映画、知識人の言動を含めた「テクスト」を、「冷戦」の座標から解析することにある。それは、端的に言って、「戦後」という「反省」の形式、そのものに対する反省である。以下、その論点と方法につき、四点に整理したい。

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紹介者:宮本 司(教養デザイン研究科博士後期課程在学(3年)・大連外国語大学外国人教員)

高遠 弘美(教養デザイン研究科教員)著『物語 パリの歴史』講談社現代新書(2020年)



本書は著者自身が1982年以降およそ20回訪れたなかで見たパリ、知ったパリの姿をとおしてパリの歴史を書いたものです。街歩き中の楽しい発見のお話を織りまぜながら、今日のパリという町が持つ空間的な厚み、構造的な魅力を存分に語っています。

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紹介者:佐々木 菜緒(2020年度教養デザイン研究科博士後期課程修了・博士(学術)・政治経済学部兼任講師)

池田 功(教養デザイン研究科教員)編『世界は啄木短歌をどう受容したか』桜出版(2019年)



 明治時代の文学者石川啄木は、近代国家が形成され、言文一致運動が行われた時期を歩み、産業社会に生きている人々の感情を、身近な言葉で歌った。このような啄木短歌は長い間<日本人>に愛読されてきていると同時に、実は世界の19の言語にも訳されている。筆者の指導教員である池田功編の『世界は啄木短歌をどう受容したか』(2019年・桜出版)は、この異なる言語に翻訳された啄木短歌の受容を解き明かしている。

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紹介者:応 宜娉(教養デザイン研究科博士後期課程在学(3年)・大学院助手)
明治大学大学院