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教養デザインの本棚

教養デザインの本棚

和泉図書館の教員おすすめ本コーナーの教養デザイン研究科の展示スペースに、研究科の教員が、将来は大学院に進もうかと考えている学部生のみなさん、また、大学院で研究を始める院生のみなさんにお薦めする本を紹介、展示しています。
和泉図書館にお立ち寄りの際はぜひお手に取ってご覧ください。

2021年度 秋学期 ※展示中

澁澤龍彦『胡桃の中の世界』(青土社・1974年)

推薦者:井上善幸(教授 教養デザイン研究科 思想コース)

澁澤の思考の結晶学が本
書である。想像力を幾何
のデザインへと組みかえ
る知性の博物誌的饗宴を
堪能されんことを。

藤井青銅『「日本の伝統」という幻想』(柏書房・2018年)

推薦者:加藤徹(教授 教養デザイン研究科 文化コース)

これは日本古来の伝統だから守れ、という「伝統マウンティング」に騙されるな。伝統の大半は、実はビジネス目的の近現代の創作。偽物を見分ける「伝統リテラシー」をもとう。

永野三智著『みな、やっとの思いで坂をのぼる 水俣病患者相談のいま』(ころから・2018年)

推薦者:石山徳子(教授 教養デザイン研究科 平和・環境コース)

水俣病患者の苦しみ、悲しみに寄り添い、その声を聞きつづけてきた著者による記録。現代社会に潜む差別と不平等、これを変えていく勇気について考えてみてほしい。

2021年度 春学期

マルクス・ガブリエル、マイケル・ハート、ポール・メイソン、斎藤幸平 『未来への大分岐 資本主義の終わりか、人間の終焉か?』(集英社新書・2019年8月)

推薦者:岩野卓司(教授 教養デザイン研究科 思想コース)

資本主義の危機、環境破壊、AIの危険な支配という未来を、我々はどう克服したらいいのだろうか。

福田恆存 『演劇入門 -増補版』(中公文庫・2020年8月)

推薦者:畑中基紀(教授 教養デザイン研究科 文化コース)

生きるとは〈ことば〉を使うこと。〈ことば〉が秘めたパワーに気づくことで、きっと、あなたの人生が変わる。
このパワーを最大限に引き出すのが演劇だ。
本書を読んでシモキタに行き、役者の身体から発せられる〈ことば〉のエネルギーに触れよう。

京都大学iPS細胞研究所上廣倫理研究部門(編)『科学知と人文知の接点 —iPS細胞研究の倫理的課題を考える』(弘文堂・2017年10月)

推薦者:浅賀宏昭(教授 教養デザイン研究科 平和・環境コース)

本書に所収されている科学者・山中氏と人文学者・島薗氏の特別対談を読もう。もやもやした生命の問題の輪郭が見えてきます。
明治大学大学院